マナが一気に2枚増える。アルティメット・フォースを使うと、次の大物へぐっと近づいた気分になります。ただ、並んだマナを全部数えて「これで7マナのドラゴンだ!」と手を伸ばす前に、カードの向きを見てください。さっき支払った5枚は、まだ横向きです。
増えたマナの総数と、今すぐ使えるマナは違います。この記事では第1弾のカードを使い、5マナを準備に回すターンと、その次に何を出すかを考えます。相手の妨害がない基本例から始め、守りが足りない場面も比べます。独自に条件を置いた解説であり、当時の大会の対戦記録ではありません。
第1弾のアルティメット・フォースを確認

自然文明、コスト5、コモンの呪文。山札の一番上から2枚を表向きにして、自分のマナゾーンへ置きます。手札から好きな2枚を置く効果ではなく、山札の中から選ぶ効果でもありません。S・トリガーは付いていません。
今回の例は第1弾の単色カードだけを使い、マナへ入る2枚もアンタップして置ける条件です。後の多色カードなどを混ぜた対戦では、カード自身のタップして置く指示も確認する必要があります。昔の束を広く混ぜるときほど、同じ「2枚増える」でもそのターンに使える量が変わります。
5枚から7枚へ。でも残りは2マナ
手札4枚にフォースがあり、自然を含む5マナがすべてアンタップしているとします。5枚をタップして唱えると手札は3枚。山札の上2枚をマナへ置き、マナ総数は7枚になります。使えるのは新しく入った2枚です。呪文自身は解決後に墓地へ置かれます。
| 時点 | マナ総数 | 今使えるマナ |
|---|---|---|
| 唱える前 | 5枚 | 5枚 |
| 5マナを支払った後 | 5枚 | 0枚 |
| 上から2枚を置いた後 | 7枚 | 2枚 |
| 次の自分のターン、1枚置いた後 | 8枚 | 8枚 |
最後の行は、相手にマナを減らされず、ターン開始時にアンタップし、通常のマナ置きをした場合です。フォースを使ったそのターンと、次のターンを混ぜないこと。7枚並んでいる写真だけでは、どこまで動けるかは分かりません。
増えた2枚で、小型を出せる場合もある
新しい2枚のうち1枚が水なら、手札のアクア・ビークルを2マナで出せます。最初の手札4枚からフォースで3枚、ビークルで2枚。マナは7枚すべてタップし、場にビークル1体が残ります。フォースだけで終わるより、次の攻撃役を準備できました。
しかし、新しい2枚が自然と火だったら、水のビークルの支払いはできません。もともとの5枚に水があっても、すべてフォースに使ってタップしていれば足りないのです。マナが増える期待と、欲しい文明が増える期待は別。見えていない山札の上を、都合のよい水2枚だと決めて動かないようにします。
6マナある場面なら、水1枚を使わず残してフォースを唱える方法があります。残した水1枚と、新しく置いた単色2枚で、使えるマナは3枚。この順なら、水を必要とする次の行動を確保しやすくなります。5マナちょうどのときより、支払い方に余裕ができるわけです。
たとえば水1枚を残した6マナからなら、フォースの後にアクア・ハルカスを3マナで出せます。最初の手札4枚がフォースで3枚、ハルカスで2枚、1枚引くことを選んで3枚へ。場にハルカスが残り、マナは合計8枚で全部タップしています。水を残した支払いが、補充と場作りを同じターンにつなぎます。
青銅の鎧から、5ターン目の8マナへ
先攻の手札5枚で始め、1ターン目は引かず、2ターン目以降は1枚引きます。毎ターン1枚をマナへ置き、3ターン目に青銅の鎧を出す流れです。必要な文明のカードとフォース、大型を手札に残せるものとし、山札にも必要な枚数があります。
1ターン目は手札4枚、マナ1枚。2ターン目は手札4枚、マナ2枚。3ターン目は引いて置いた時点で手札4枚、マナ3枚です。青銅を出して手札3枚になり、能力で山札の上1枚がマナへ入るので、マナは4枚になります。
4ターン目は引いて置いて手札3枚、マナ5枚。フォースを使うと手札2枚、マナ7枚です。このターンはほかに何も使わず終えます。5ターン目は引いて置いて手札2枚、マナ8枚。8マナのクリーチャーを出せば手札は1枚になります。
加速をしないで毎ターン1枚ずつ置くだけなら、5ターン目のマナは5枚です。青銅の1枚とフォースの2枚が、その差の3枚。ただし準備に手札を2枚使い、4ターン目には5マナを呪文へ回しています。速く大物を出す代わりに、途中の場作りをどれだけ任せられるかが課題です。
その8マナでシルフィを出すと、青銅も巻き込む

8マナで妖姫シルフィを出す例を見ます。シルフィは出たとき、パワー3000以下のクリーチャーをすべて破壊します。相手に2000のボーグが2体いれば両方が墓地へ行きますが、自分の1000の青銅も同じです。4000のシルフィ自身は残ります。
せっかく準備を手伝った青銅も退場する。少し寂しいものの、相手の攻撃役をまとめて減らす目的には合います。逆に青銅を次の攻撃人数に数えていたなら、予定を修正しなければなりません。「8マナへ届いた」だけでなく、「出した後に誰が残るか」までが加速の計画です。
今5マナのビートルか、次の8マナか
5マナが使えるとき、フォースではなくデスブレード・ビートルを出す選択もあります。パワー3000で、攻撃中は7000、W・ブレイカー。普通に出したターンは攻撃できませんが、生き残れば次のターンに2枚を割る攻撃役になります。
フォースはマナを2枚増やす一方、場にクリーチャーを残しません。次の手札に大物があるなら準備がつながりますが、大物がなければマナだけ豊富になることもあります。ビートルを出す案は今の場を増やし、フォースの案は次の選択肢を広げます。相手に何ターン待ってもらえるかで、優先する仕事が変わります。
最後のシールド1枚で、準備に夢中にならない
自分の場が空、シールド1枚、相手に次のターン攻撃できるボーグが2体いるとします。フォースを使って終わり、最後の盾にも有効なトリガーがなければ、相手の1体目が盾を割り、2体目がダイレクトアタックできます。次の8マナの予定は、その前に勝負が終わると使えません。
手札にラ・ウラ・ギガがあれば、光1マナで守り役を出す案があります。5マナちょうどからフォースを使った後に出すには、新しく増えたマナに光が必要です。山札の上が不明なら確実とは言えません。6マナから光を残して使う場合とは分けて考えます。
追加の除去や攻撃役がない条件なら、ギガはボーグ1体をブロックして相打ちにできます。もう1体に最後の盾を割られても、その2体だけでは直接攻撃まで届きません。加速する枚数を最大にすることより、次の自分のターンを迎えることを優先する場面です。
昔の自然文明は、準備役まで見ると面白い
山札から欲しいクリーチャーを探すディメンジョン・ゲートと、使うためのマナを増やすフォースは別の係です。どちらも準備ですが、足りないのが手札なのかマナなのかで選ぶカードが変わります。カードの束を眺めるときも、この役割を分けるとデッキの輪郭が見えてきます。
この記事の画像は第1弾109/110。手元のカードは番号やイラスト、表裏の状態を確かめて整理してください。関連カードは自然文明の画像図鑑や昔のデュエマ辞典へ。売却の相談は査定フォームから受け付けています。



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