小さな勇者ゲットを語ろう|2マナの勇者とボーグの相棒話、DM-02の旧枠デュエマ

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小さな勇者ゲットを語ろう|2マナの勇者とボーグの相棒話、DM-02の旧枠デュエマ

小さな勇者ゲット DM-02 49/55

小さな勇者ゲット。名前を読むだけで、なんだか応援したくなりませんか。世界を滅ぼしそうな悪魔や、画面からはみ出しそうなドラゴンが並ぶデュエマで、こちらは「小さな勇者」です。大きさでは勝てそうにない。でも、出番が来たら前に出る。その姿勢は、ちゃんと火文明。

昔のカードを探していて「勇者ゲットっていたよな」と思った方、正式名は小さな勇者ゲットです。今回はDM-02の一枚を入り口に、2マナのヒューマノイドの元気な働きぶりと、不死身男爵ボーグのカードに残る相棒の話をたどってみましょう。大物カードの陰で終わらせるには、惜しい名前です。

2マナ2000。攻めるときは、もうひと頑張り

DM-02版のゲットは、火文明、2マナ、パワー2000のヒューマノイド。レアリティはCです。ここまでなら、同じく2マナ2000のボーグと肩を並べる数字。ところがゲットにはパワーアタッカー+1000があり、攻撃している間は3000になります。普段は2000、前へ出ると3000。小さいけれど、いざというときに力が入る。

この差は、昔の小型クリーチャーを並べてみると分かりやすくなります。攻撃中の3000なら、2000の相手とのバトルでは数字が上回る。ずっと3000ではないので、攻めた後は2000に戻ります。勇者にも気合いを入れる場面と、ひと息つく場面がある、と考えると覚えやすいかもしれません。

相手の場に何がいるかを見て、「今なら行ける」と送り出す。その短い判断が、パワーアタッカーを使う楽しさです。高い数字を出すだけのカードではなく、攻撃している最中というタイミングまで意識する。小さなカードから、デュエマの読み合いが少しずつ広がっていきます。

勇者、待機命令を聞いてくれない

もう一つ、ゲットには毎ターン攻撃しなければならないという能力があります。もちろん攻撃できる場合の話ですが、「今は危ないから、じっとしていてほしい」と思っても、自由に待たせられるカードではありません。名前だけでなく、行動まで勇ましい。そこまで張り切らなくてもいいんだよ、と言いたくなる場面も想像できます。

この前のめりな性格は、凶戦士ブレイズ・クローとも通じるところがあります。早く出て、早く攻める。相手が大型クリーチャーの準備をしている間に、こちらはシールドに手をかける。序盤から机の上を忙しくしたい人には、こういう赤い小型が似合います。

一方、同じ2マナ2000のボーグには攻撃を強制する能力がありません。数字が同じでも、扱い心地まで同じではないんです。攻撃すると力が上がるゲットと、必要なら待てるボーグ。二枚を並べて「どっちを使う?」と話すだけで、カード選びが単純な足し算ではないことが見えてきます。

小さいからこそ、切り札より先に働ける

大きな切り札を出したい。でも、マナが足りない。昔のデッキを思い出すとき、この待ち時間も一緒に浮かぶ方はいるでしょう。ゲットの出番は、その待ち時間にあります。2マナで場に出せるので、重いカードを抱えたまま何もしないターンを減らし、早い段階から攻撃の準備ができます。

例えば、相手が次のターンに大きなクリーチャーを出せそうな場面。こちらは今のうちにシールドを狙いたい。でも、割ったシールドからデーモン・ハンドのようなS・トリガーが来るかもしれない。勇者の一歩にも、ちゃんと緊張感があります。小型だから対戦が軽い、というわけではありません。

「攻めている側なのに、めくれるカードが怖い」。この感覚まで含めて、昔のデュエマを眺め直すと面白い。ゲットは派手な勝ち筋を一人で完成させるカードではありませんが、相手のシールドへ向かう時間をつくります。大型が出る前の数ターンにも、見せ場は十分にあります。

ボーグのカードで出会う、ゲットの別の顔

能力だけ読むと、ゲットはひたすら攻める勇者に見えます。ところがDM-18版のボーグに添えられたフレーバーでは、何でも話せる相棒との出会いを喜ぶ言葉を残しています。戦う数字とは違う場所で、人物像がふっと広がる。これが昔のカードを読み返す楽しさです。

片方のカードを読んでいたら、もう片方の名前が出てくる。「あれ、この二人に接点があったの?」と思ったら、箱から相棒も探したくなる。能力同士の組み合わせを考えるのとは別の、カードをつなぐ遊び方です。ボーグの三つの旧枠版では、この言葉と再登場の実況も紹介しています。

昔のノーマルを一枚ずつ見ていると、こういう小さな発見があります。強いかどうかだけを急いで読んでいたころには気づかなかった名前。今なら引っかかる一文。数値は昔のままでも、読むこちらが変わると、同じカードに別の面白さが見えてきます。

DM-02版の目印は49/55

手元の一枚と照らし合わせたい方へ、基本情報もここにまとめます。DM-02「進化獣降臨」に入っている小さな勇者ゲットの番号は49/55です。下の情報はこの版のもの。名前だけをぼんやり覚えていた方も、画像と数字を一緒に見ると探しやすくなります。

カード名小さな勇者ゲット
収録DM-02「進化獣降臨」/49/55
文明・種族火/ヒューマノイド
コスト・パワー2/2000
レアリティC(コモン)
能力の特徴攻撃中にパワーが1000上がる。攻撃できる場合は毎ターン攻撃する。

収録弾から当時のカードを探したいときは、旧枠の弾別一覧もどうぞ。箱にあるカードは、買ったパックや使ったデッキが混ざっていることもあります。一枚の番号を手がかりに「このあたりの時期に遊んでいたのか」とたどるのも、片づけの途中にできる小さな寄り道です。

1マナのクルトまで戻ると、速さの話が始まる

ゲットの2マナが軽いと思ったら、今度は1マナの予言者クルトへ。文明もパワーも違いますが、場へ出るのが一段早いというだけで、デッキの組み方が変わります。「早く出る」と「大きくなる」のどちらを取りたいか。小型クリーチャーを比べると、そんな話に自然につながります。

逆に、マナを増やして大きな一手を待つならフェアリー・ライフの出番です。ゲットを出して攻撃の準備をするか、マナを増やして次のターンへつなぐか。2マナの使い道にも、デッキの性格が出ます。昔のカードを並べるだけで、「自分はこういう勝ち方が好きだった」という話を始められます。

ゲットは、その中でも前へ行く側のカードです。相手の準備が整う前に動く。攻撃中のパワーで押す。そして危なくても元気が余る。短い能力の中に、性格がはっきりしています。見た目が懐かしいだけで終わらず、動かしたときの癖まで思い出せるのがうれしいところです。

小さな勇者を、箱の底で終わらせない

ゲットを探していたはずが、ボーグやブレイズ・クローまで見つかってしまう。そんなときは、少し並べて眺めてみませんか。レアカードを抜いた後の束にも、デッキで働いていた仲間が残っています。ほかのカードも気になる方は、昔のノーマルカードをめぐる読み物へ続けます。

手放したい旧枠カードがあれば、平成コレクションの買取相談をご利用ください。「ゲットが数枚と、昔の赤いデッキがある」くらいの説明からで大丈夫です。金額は版や状態を見てご案内します。発送の方法はこちらのガイドにまとめています。

大きな切り札には大きな切り札の迫力がある。でも、机に最初に出した小さなクリーチャーも、対戦の記憶の一部です。ゲットを見つけたら、まずは名前を呼んでみてください。小さな勇者、まだ覚えていたよ、と言いたくなるかもしれません。

カード情報の出典:公式・小さな勇者ゲット DM-02、相棒への言葉は公式・不死身男爵ボーグ DM-18。対戦場面はカードの特徴から想像した例です。

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