予言者クルト|パワー500でも先に動く!DM-10の小さな旧枠デュエマ

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予言者クルト|パワー500でも先に動く!DM-10の小さな旧枠デュエマ

予言者クルト DM-10 76/110

パワー500。数字だけを見ると、ちょっと心もとなくなる。ところがコストは1。ここを見て「なるほど、そういう仕事ね」とうなずきたくなるのが、予言者クルトです。大きなドラゴンを出す前に、もう場にいる。小さいけれど、出勤は早い。

昔のデュエマを思い返すと、光る切り札の名前はすぐ出てくるのに、毎回デッキに入れていた小型の名前は少し考えてしまうことがあります。クルトを見て「いたいた、この500!」となった方へ。今回はDM-10の旧枠版から、小さなライトブリンガーの仕事を見ていきましょう。

1マナの軽さは、最初の一歩に出る

予言者クルトは光文明のクリーチャーで、種族はライトブリンガー。DM-10版はコスト1、パワー500、レアリティCです。特殊能力はありません。いわゆるバニラです。文章が短いので、まず「場に出して使う」という基本のところへ、すぐ話を進められます。

1マナあれば召喚できるので、早い段階で場に一体を用意できます。普通のクリーチャーとして、出したターンには攻撃できませんが、早く出した分だけ次の動きにつながる。まだ相手が準備しているところへ、こちらは先に一体置いておく。この時間の差が、クルトの面白さです。

大きなカードを出した瞬間の歓声とは違います。クルトを出しても、机が揺れるような事件は起きません。それでも何も出さずに終えるターンと、一体を置いて終えるターンは違う。500という小さな数字の前に、「もう場にいる」という事実があるんです。

500でも、シールドには手が届く

パワーの大きさはバトルで大切です。でも通常のシールドへの攻撃では、相手のシールドに「パワー何以上でないと割れない」という数字が付いているわけではありません。攻撃が通れば、小さなクルトでも一枚を狙えます。だから低いパワーだけで、仕事がないと決めるのは早い。

ここは、デュエマの小型クリーチャーを読むときの楽しいところです。大きいものを出せば大きいほど、いつでも全ての仕事で上回る、とは限らない。早く出した小型が先にシールドへ向かい、重い切り札はまだ手札にいる。そういう場面を考えると、カードを見る目が少し変わります。

もちろんバトルになれば500は頼りない数字です。大きな相手に正面からぶつけて勝つカードではありません。得意な仕事へ送り出すことが大切。クルトに全部を任せるのではなく、クルトだから早くできる仕事を頼む。小型の使い方は、そんな役割分担から始まります。

ブレイズ・クローと並べると、数字以外が見える

同じ1マナなら、火文明には凶戦士ブレイズ・クローがいます。あちらはパワー1000。ここだけ比べると二倍ですが、ブレイズ・クローには攻撃できるなら毎ターン攻撃するという能力があります。クルトには、その強制がありません。

相手の場を見て「今は残しておこう」と考えたいとき、攻撃するか選べることにも意味があります。先へ先へと進む赤い一枚と、500で静かに待てる光の一枚。同じ軽量クリーチャーでも、使い心地は変わります。文明の違いもあるので、実際のデッキでは他のカードとの組み合わせを考えることになります。

500と1000だけを比べていたはずが、攻撃する自由、文明、デッキの狙いまで話が広がる。クルトのように文章が少ないカードこそ、比較相手を一枚置くと面白いんです。カード同士に会話をさせるつもりで、並べてみてください。

光文明にも、ずいぶん違う大きさの仲間がいる

光のクリーチャーと聞いて、まず大きな精霊が浮かぶ方もいるでしょう。例えば光輪の精霊シャウナは7マナでパワー9500。クルトと並べると、数字の景色がまるで違います。こちらは1マナ500。桁だけ見れば肩身が狭そうですが、出るタイミングからして別の仕事です。

大きな精霊を出したいターンまで、どう過ごすか。早く攻めるデッキなら、どれだけ軽いカードを用意するか。同じ光文明を眺めていても、好きな戦い方によって選ぶものが変わります。どちらが格上かという話だけにすると、この違いを楽しみ損ねてしまいます。

浄化の精霊ウルスまで見に行くと、今度は攻撃後に起き上がる能力の話になります。小さなクルトから大きな精霊へ、同じ文明の中を散歩してみる。昔の白いカードの束が、一色のまとまりから、それぞれ顔のあるカードへ戻っていきます。

DM-10版は76/110。この絵を覚えていますか

今回の対象はDM-10版の予言者クルトです。カード番号は76/110。昔の一枚を探すときには、名前とこの数字を一緒に見ると目印になります。レアリティはCなので、光るカードを集めたアルバムより、遊んだデッキやノーマルの箱から見つかることもありそうです。

カード名予言者クルト
対象の収録版DM-10/76/110
文明
種族ライトブリンガー
コスト・パワー1/500
レアリティC(コモン)
特殊能力なし

番号は買取の相談でも役に立ちますが、記事を読むための宿題ではありません。まずは絵を見て、名前を思い出してみてください。DM-10のほかのカードも気になったら、弾別一覧へ。クルト一枚から、当時のパックや一緒に使ったカードの話へ進めます。

小型を増やすと、手札の使い方まで変わる

軽いカードは一枚出しやすいだけでなく、同じターンにほかの行動を組み合わせやすいところもあります。マナが少し余ったときに一体追加する。重いカード一枚を出すかわりに、軽いカードを複数使う。クルトの1マナは、そうした選択肢を考える入口になります。

ただ、早く手札を使えば、そのぶん残りも少なくなります。どんどん並べて気持ちよく攻めていたら、次に出すカードがない。小型をたくさん使うデッキでは、そんな先のことも考えたくなります。軽いから適当に入れればよい、という話ではなく、軽いカードをどう働かせ続けるか、という話です。

相手がスパイラル・ゲートで一体を戻してきたら、出し直すマナは少なくて済みます。それでも、攻撃できるようになるまでの時間は気になる。コストと時間を分けて考えると、1マナのカードにも案外いろいろな悩みがあります。

小さな名前をたどると、ノーマルの箱が面白い

クルトを見た後には、小さな勇者ゲットもどうぞ。こちらは2マナで、攻撃中にパワーが上がる火文明のヒューマノイド。何も書かれていないクルトから読むと、能力の一文が動きをどう変えるのか見比べられます。

さらに不死身男爵ボーグへ行けば、同じ能力なしでも、名前とフレーバーの楽しさに出会えます。クルト、ゲット、ボーグ。大型の切り札ばかりを追っていると脇へ置いてしまう名前にも、ちゃんと一記事ぶんの話があります。

昔のノーマルを並べてみると、派手な勝利の瞬間だけでなく、ゲームを始める数ターンが戻ってきます。最初に何を出すか。どれをマナにするか。次の一枚をどう待つか。小さなクリーチャーは、その細かな場面に顔を出していた仲間です。

昔のクルトを手放すときは

平成コレクションでは、クルトを含む昔の旧枠カードの買取相談を受け付けています。ノーマルだけでも、ほかのカードが混ざった箱でも相談できます。「クルトが何枚かある」くらいの説明から始められますので、カード名を全部調べて一覧にする必要はありません。

金額は収録版や状態を確認してご案内します。まとまったカードの整理はノーマルカードのページ、送る準備は梱包・発送ガイドへ。残したい一枚があれば、送るカードから先に分けておいてください。

パワー500のクルトを、今日は少し長く眺めてみました。数字は小さくても、ゲームの早い時間に居場所がある。大きな切り札の横へ並べると、その違いがよく分かります。懐かしいカードの話をするときには、最初の一体のことも、ぜひ思い出してあげてください。

基本情報・画像:タカラトミー公式 予言者クルト DM-10。対戦場面はカードの特徴から考えた例です。

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