デッキの名前は思い出せる。切り札の絵も浮かぶ。でも、あの大会は何年だっただろう。勝舞があのカードを使ったのは、どの戦いだっただろう。そんなところから読み始められる、昔のデュエル・マスターズの入口です。
大会の開催記録、漫画の場面、紙のカードの能力、実際に条件をそろえて試した対戦をつないでいます。まずは気になる名前からどうぞ。懐かしむだけでも、もう一度デッキを組むためでも。小さなカードに大仕事が見つかるのが、昔のデュエマの面白いところです。
覚えているカード名から探す
「クルト」「ボルメテウス」など、名前の一部でも検索できます。平成コレクション内の記事を探します。
バトルアリーナ、無敵リーグ、ギャラクシー・マスター。開催時期を確認。
漫画の決闘を読む勝舞対ザキラ。切り札を支えたカードの仕事と、勝負の後の言葉。
カードの働きから探す速攻、除去、マナ加速、ブロッカー。似た仕事の違いを読み比べる。
盤面を追って考える手札は何枚? ここでブロック? デッキと判断の条件を見ながら検討。
2002〜2009年:大会名から記憶をたどる
下表はタカラトミーの20周年公式年表を入口にした主な大会の索引です。現在登録しているのは開催時期と大会名。各大会の全対戦や優勝デッキを網羅した一覧ではありません。
| 年 | 大会・時期 |
|---|---|
| 2002 | 11月:バトルアリーナ2002 |
| 2003 | 無敵リーグ:7〜8月エリア予選、11月追加予選・日本一決定戦 |
| 2004 | エターナル・リーグ:7〜8月エリア予選、11月追加予選・日本一決定戦 |
| 2005 | ジェネレート・リーグ:7〜8月エリア予選、8月エリア予選・日本一決定戦 |
| 2006 | スプリング・ギャラクシー・リーグ:4〜5月予選、6月日本一決定戦。サマーは8月予選、10月日本一決定戦 |
| 2007 | 1月:ギャラクシー・リーグ グランドチャンピオン決定戦。8月:サムライ・リーグ |
| 2008 | 11月:ギャラクシー・マスターのエリア予選 |
| 2009 | 1月:ギャラクシー・マスター日本一決定戦。12月:エボリューション・マスター店舗予選 |
大会を調べるときに迷いやすいのが、年をまたぐ大会です。予選の年だけを頼りにすると、決勝の記録が見つからないことがあります。エボリューション・マスターも、上表の店舗予選から続くエリア予選・日本一決定戦は2010年。2009年までの出来事を探しているときには、この境目を意識すると整理しやすくなります。
「その年の最強」を知りたいとき、先に確かめること
年だけでデッキをまとめると、同じ一年の前半と後半が混ざります。発売前のカードを入れてしまえば、当時の対戦の話ではなくなってしまう。まず大会の日付、部門、使えたカード、当時の制限をそろえ、そのうえで採用枚数を読みたいところです。
たとえば、同じ名前のデッキでも、速い相手を想定した形と、長期戦を想定した形では中身が変わります。優勝という結果は、その大会で勝ち切ったことを示す大切な記録。ただ、それだけで全時代・全対面に勝つことまでは分かりません。対戦相手や勝ち筋が分かる記録につながると、「なぜこの1枚だったのか」を考えられるようになります。
全国大会以外にも、当時の手掛かりがある
おもちゃのポッポの2008年大会記録には、店舗での大会結果とデッキの紹介が残っています。こうした記録は、開催した店という具体的な場所で、どのようなデッキが使われていたかを知る入口になります。
全国の流行をその店だけで決めることはできませんが、店の記録だからこそ残っている顔ぶれもあるはずです。結果表、写真、短い対戦コメントを読み分け、書かれているところからカードへ戻る。大きな大会名だけを検索するのとは、違う景色が見えてきます。
店舗大会の記録 / 2008.05.11
神とブロッカーと赤単が並んだ日
おもちゃのポッポが残した2008年5月11日のデュエル・マスターズ大会記録では、1位がヘヴィ・デス・メタル、2位がブロッカー・ソード、3位が赤単速攻と紹介されています。2位の紹介には、ダイヤモンド・ソードによる一斉攻撃への言及もあります。出典:店舗の2008年1〜5月大会ギャラリー。
この顔ぶれを見ると、同じ日に違う勝ち方が持ち寄られていたことが分かります。大きな神をそろえる側、守りを攻めへ変える側、早い決着を目指す側。名前だけでも、対戦前に相手のマナをちらっと見たくなる組み合わせです。
ただし、掲載されているのは入賞デッキの紹介です。この3人が互いにどの順番で対戦したか、40枚の内訳、決着したターンまでは分かりません。ここから「決勝で赤単が神に負けた」といった筋書きを作ることはできません。記録された順位と、実際の対戦手順は別々に残します。
ヘヴィを使う仕組みが気になったら、ヘヴィとバジルで手札と場がどう動くかへ。漫画を入口にした能力解説であり、この店舗大会でバジルが採用されたと確認できたわけではありません。赤単の序盤を考えるなら、ブレイズ・クローの攻撃義務も読み比べてみてください。
守るカードが攻めへ移るとき、相手の見積もりはどう変わるのか。次に自分で盤面を検討するときは、攻撃できる頭数、残るブロッカー、相手のシールドを分けて数えてみたいところです。「大型がいるから有利」と一目で決めず、小型が何体残っているかまで見る。その視点で古い大会の名前を読み返すと、気になるカードが増えてきます。
店舗大会の記録 / 2008.04.13
マナを増やして、相手のマナを減らす
おもちゃのポッポの記録で、2008年4月13日は「スーパーデッキ ゼロ デュエルZ」と記されています。優勝はビクトリー・ソウル、2位はキャッスル・オブ・デーモン、3位はヘブン・オブ・ドラゴン。優勝デッキの紹介では、デュアルファングのマナ加速からバジュラズ・ソウルのマナ破壊へつなぐ働きが挙げられています。
ここは5月11日の記録と大会の表記が違います。同じ店の入賞結果でも、使えるデッキの条件を無視して一緒に比べないほうが、当時の工夫を読み取りやすくなります。この記録だけでは改造内容や全40枚、決勝の手順までは確認できません。
能力から見ると、増やす側と減らす側の対比が鮮やかです。大勇者「ふたつ牙」の公式カード情報では、登場時に山札の上から2枚をマナへ置く能力を確認できます。一方、バジュラズ・ソウルの公式情報では、クロスしたクリーチャーの攻撃時に相手のマナを2枚まで墓地へ置く能力を確認できます。後者のリンク先は後年の再録版で、この大会で使われた現物の版を示すものではありません。
たとえば能力の検討用に、相手のマナが6枚ある場面で2枚を墓地へ置けたとすると、残るのは4枚。相手が次のターンに手札から1枚置いても、他の増加手段がなければ5枚です。6マナの一手を予定していた相手は、同じ予定をそのまま実行できなくなります。これは大会の実際の盤面の再現ではなく、マナ破壊が次の行動にどう響くかを数える例です。
しかも、バジュラズ・ソウルは置いただけで攻撃するカードではありません。クリーチャーにクロスする準備と、そのクリーチャーが攻撃できる状況が必要です。大技の名前だけを覚えるより、準備に使うマナと、攻撃役が残るかまで数えると、使う側の忙しさも見えてきます。序盤の準備から読み直すなら、青銅の鎧のマナ加速、呪文との違いならフェアリー・ライフの解説へどうぞ。
2008年4月5日|連ドラと、マナを削るアーマロイド
おもちゃのポッポの店舗大会記録では、1位と2位が連ドラ、3位が「サルランデッキ」と紹介されています。3位の説明に挙がるのは、ダークヒドラ、ディオライオス、アッシュ。この3枚の名前を入口に、攻撃以外で相手の動きを狭める仕組みを見てみましょう。
| 順位 | 店舗記録のデッキ名 | 本文で確認できる記述 |
|---|---|---|
| 1位 | 連ドラデッキ | バジュラズテラに言及 |
| 2位 | 連ドラデッキ | ドラゴンを展開して攻撃する説明 |
| 3位 | サルランデッキ | ダークヒドラ・ディオライオス・アッシュに言及 |
順位とデッキ名は確認できますが、全40枚、採用枚数、対戦順、各ターンの行動はこの記録だけでは分かりません。1位が3位を決勝で倒した、といった組み合わせも補っていません。
能力から考える例:ディオライオスを自分で破壊する
ここからは大会の再現ではなく、カード能力を確かめるための独自例です。自分の場にアッシュ1体、手札3枚、使える火を含む4マナ。相手の場にボーグ1体、マナ5枚があるとします。ほかに能力を持つカードはありません。
ディオライオスを4マナで出すと、自分の手札は2枚になります。登場時能力で自分は出したディオライオスを選んで破壊し、相手は唯一のボーグを破壊します。ディオライオスはアーマロイドなので、アッシュの能力も発生し、相手は自分のマナから1枚を選んで墓地へ置きます。相手の場は空、マナは5枚から4枚。自分の場にはアッシュが残ります。
自分のカードも墓地へ行くのに、相手の場と次に使えるマナへ働きかける。シールドを割る速さとは別方向の勝負です。ただし、墓地へ置く相手のマナをこちらが指定できるわけではありません。相手が選ぶため、狙った文明を必ず消せるとは限りません。
凶星王ダーク・ヒドラの公式情報も合わせて読むと、墓地から同じ種族を手札へ戻す働きを確認できます。店舗記録には2008年4月15日のルール変更への言及もありますが、変更前後の詳しい処理は別途確認が必要です。ここではヒドラまで含む当日の連続処理を再現したとは扱いません。
自分で破壊する側の基本はディオライオスの個別解説へ。別日の組み合わせは4月13日のスーパーデッキ ゼロ大会からたどれます。
2008年5月24日|赤単の優勝と、盾の差を覆した3位決定戦
同じ店舗の5月24日記録では、1位が赤単色、2位がコロコロドリーム、3位が5体神光臨の各デッキです。3位決定戦については、シールドの枚数が5対0の状態から逆転したことが紹介されています。
盾の枚数だけ見れば決まりそうな場面でも、まだ決着ではない。そんな試合の入口が残っている記録です。ただし、逆転時の手札、神の具体的な並び、トリガーの種類は記されていません。特定のカードが逆転を決めたと創作せず、現時点では開催日・順位と、この短い場面説明を登録します。
最後の盾と直接攻撃の違いを数える練習は、解体屋ピーカプの攻撃回数の解説へ。こちらは能力の検討例で、5月24日の優勝デッキの採用カードを示すリンクではありません。
漫画の決闘:勝舞対ザキラを読む
巨大な切り札が並ぶと、ついそちらに目を奪われます。でも、場の小さな1体を見てみると、勝負の仕組みが分かることがあります。バジルが破壊された後の仕事、ロッポ・ロッポが仲間を守る仕事、エールフリートが進化元になる仕事。それぞれ働くタイミングが違います。
勝舞VSザキラ、切り札だけでは勝てないFE第11〜12巻。公式公開コマとカード情報を照合し、3枚の働きと勝舞の短い言葉を読みます。この記事では、漫画で確認できる場面に続いて、ヘヴィとバジルの能力を使った検討盤面も載せています。自分の手札が一度減ってから戻る一方、相手の手札と場が減る。結果だけを「強いコンボ」で片付けず、何がどこから動いたのかを表で追えるようにしました。
また、紙のカードとデュエル・マスターズ プレイスでは、同じ名前でも能力が異なることがあります。思い出の紙の対戦を考えるなら、紙のテキストへ戻るのが近道。名称が同じだから同じ動きをする、と早合点しないのも読みどころです。
日本一になった勝舞と、白凰の言葉漫画第14巻の決勝後から、ボルメテウスの記憶をたどる解説へ。DM-02 進化獣降臨|画像図鑑と収録60種進化元を残すか、ブロックするか。ランサー、パラディン、カオス・ワームを盤面で読む。DM-01第1弾の画像図鑑を全面改稿しました。収録120種の公式情報、ウルス・シャウナ・ザガーンなどの画像、初動の手札とブロック・加速の判断をまとめて確認できます。
DM-07時空超獣の呪の画像図鑑では全60種を公式情報へリンクしています。チャージャーで増えるマナと、攻撃のかわりに使うタップ能力の違いを、青銅・メビウス・ポップルの手札表から読めます。
カードの働きから探す
DM-05・漂流大陸の末裔の画像図鑑6枚の画像と収録60種。ピーカプの即攻撃、サーファーの防御、サバイバーの能力共有を盤面で読む。DM-04「闇騎士団の逆襲」の画像図鑑進化獣と支援役の6枚、公式リンク付き収録60種。登場順と残る手札を比較。DM-03「超戦士襲撃」の画像図鑑盾・マナ・攻撃を変える6枚と、公式リンク付き収録60種一覧。多色カードを画像と役割から探す6枚の画像一覧。文明の支払い、小型・除去・切り札の使い分け。旧枠ドラゴンの画像図鑑メテオ・ボルメテウス・グールと支援役。コスト、盾の行き先、種族の違いを比較。進化先と進化元を、6枚の画像で比較ランサーの攻撃回数、大地の猛攻の攻撃順、バロムが消す味方まで読む。旧枠の呪文を画像と働きから比較する破壊・手札戻し・マナ送り、最後の盾の対象、ドローと残りマナを読み比べる。自然文明のマナ加速と切り札を画像から探すアシダケと青銅の違い、ゲートとトラップの行き先、ビートルとホーンの攻撃を読む。光文明の守護者と精霊を画像から探すギガ・ミール・スパークからウルス・シャウナへ。守りと反撃、ブロック方針の実験を読む。闇文明の手札破壊・除去・バロムを画像から探す6枚のカード画像と役割別の案内。手札と場への妨害、進化元、味方を巻き込む条件を読む。火文明の速攻とドラゴンを画像から探す6枚のカード画像と役割別の案内。小型・除去・コッコ・ボルメテウス・ワイバーンを読み比べる。水文明のカードを画像と役割から探すハルカス、ガード、ランサー、サーファー。6枚の画像と役割別の案内から、個別解説へ。クリスタル・メモリーで何を探す?――切り札だけでなく進化元や除去を選ぶ判断、探すマナと使うマナを分けて解説。
ブラッディ・イヤリングのブロック判断を追加。2マナ4000でもバトル後に残らないため、どの一撃を止めるかを相手のパワーとシールド枚数から考えます。
カード名を一つ覚えていたら、そこから周りのカードも探してみましょう。同じ「軽いクリーチャー」でも、攻撃する義務があるか、相手を選べるか、守りに回れるかで使い方は変わります。ここでは、仕事が近いカードを読み比べられるようにまとめました。
相手の場を動かしたい
デーモン・ハンド / ナチュラル・トラップ:進化元もマナへ / スパイラル・ゲート / アクア・スナイパー / 妖姫シルフィ:味方も巻き込む全体除去 / ディオライオス:各自が選ぶ1体 / デス・スモーク / クリムゾン・ハンマー
墓地へ送るのか、手札へ戻すのか。デス・スモークはアンタップした相手が対象。向きと行き先の違いを読み比べる。雷光の使徒ミールは相手を場に残したままタップ。盾へ進むか、パワーを比べてバトルするかを解説。ホーリー・スパークでは全体タップで最後の盾からしのぐ場面と、自分のターンに攻める場面を比較します。
大きなカードにつなげたい
フェアリー・ライフ / 青銅の鎧 / シビレアシダケ:2ターン目の手札とマナ / コッコ・ルピア
ライフと青銅の鎧はマナ加速、コッコはドラゴンの召喚コスト軽減。増えるマナと少なくなる支払いを読み比べる。
昔の大物を思い出したい
黒神龍グールジェネレイドは、墓地から戻る条件と破壊しない対策を解説。場と墓地の両方から次の展開を読みます。
浄化の精霊ウルス / 光輪の精霊シャウナ / 悪魔神バロム / ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン
大きなパワー、守る役割、進化の準備。ボルメテウスは盾焼却と、ハルカスを横に置いたときの攻撃順まで解説。
収録弾が分かるカードは、弾別一覧からも探せます。名前が同じでも収録番号やイラストが違うことがあるので、手元のカードを調べるなら下部の番号も確認してみてください。光っていないカードを整理中なら、昔のノーマルカードの見分け方が入口です。

手札を切らさず、場にも1体
ハルカスを使って1枚引くと、手札は何枚? 次のターンのマナ置きまで追います。
ハルカスの働きを読む →
ドラゴンの支払いを軽く
コッコはマナを増やす? 1体と2体では何が変わる? ボルメテウスを出す準備を確認。
コッコの働きを読む →自分ならどうする? 盤面を追う対戦記事
懐かしいデッキを見つけたら、次は動かしてみたくなります。手札に大物があるけれど、今はマナに置くべきか。ブロッカーを失ってでも、シールドを守るべきか。こうした選択は、カードの能力を一枚ずつ読むだけでは決まりません。次のターンまで含めた盤面が必要です。
第1弾の火VS光:40枚のデッキで2,000戦自作デッキと固定した判断方針による実験。序盤の手札、マナ、場の変化を具体的に追います。ブロックしないほうがいい? 4,000戦で比較同じデッキでブロックの方針を変えたらどうなるか。条件と一局の流れから考えます。実験の記事を読むときは、勝率の数字より先にデッキと判断方法を見てください。相手の手札を知らない状態で選ぶのか、どの攻撃を優先するのか。それが変われば結果も変わります。ここでの数字は、掲載した条件の結果です。当時の大会の成績として扱うものではありません。
自分の対戦を振り返るなら、まず一つの選択を取り出すと考えやすくなります。たとえば「3ターン目に何を出したか」だけでなく、その前の手札、使えるマナ、相手の場、残りシールドをそろえる。同じ条件で別のカードを選んだら、次の攻撃を受けられるか。記録があると、記憶の中の名勝負にも具体的な問いを持って戻れます。
思い出のカードが手元に残っていたら
引き出しから見つかったカードを、いきなり全部分類するのは大変です。まずは覚えている名前を数枚探すところからでも構いません。番号、裏面、角や表面の状態を見ていくと、遊んでいた頃のまとまりも少しずつ分かってきます。
売却を考えている場合は、買取の流れと梱包方法をご確認ください。平成コレクションでは、カードの買取相談を受け付けています。辞典で読み返したい方は、このまま気になるカードや決闘の記事へ。調べ物の途中でも、またこのページに戻って続きを探せます。

銃神兵ディオライオス
猿神兵アッシュ