5マナで出した虫が、攻撃すると7000。しかも盾を2枚割る。第1弾のデスブレード・ビートルは、カードを横向きにした瞬間の勢いが魅力です。ただし、突撃が終われば3000に戻ります。行きは勇ましく、帰り道は要警戒。ここまで含めて付き合うと、このスーパーレアの性格がよく見えてきます。
7000として壁へ向かう場面と、3000として相手の反撃を受ける場面。同じ1枚なのに、どちらが攻撃しているかで結果が変わります。紙のDM-01のカードを中心に、手札と場を決めた説明用の盤面で確認しましょう。実際の大会結果ではなく、編集部の手動検討です。
通常3000、攻撃中7000。ずっと大きいわけではない

自然文明、コスト5、種族はジャイアント・インセクト。基本パワーは3000で、パワーアタッカー+4000により、自分が攻撃している間は7000になります。W・ブレイカーも持ち、相手プレイヤーへの攻撃が通れば通常は盾を2枚割れます。
3000と4000を足すのは攻撃中です。自分のターン中ずっと7000なのでも、タップしている間ずっと7000なのでもありません。攻撃が終わった後や、相手の攻撃を受けるときは、ほかに補正がなければ3000です。
また、7000だから自動的にW・ブレイカーになるわけではありません。このカードにW・ブレイカーという別の能力が書かれているため2枚割れます。パワーとブレイク数を別々に読むと、昔のカード同士を比べるときにも混乱しにくくなります。
イヤリングに止められたら、3000対4000ではない
前のターンからいる自分のビートルで相手プレイヤーを攻撃し、相手がブラッディ・イヤリングでブロックしたとします。イヤリングは4000ですが、このバトルのビートルは攻撃中なので7000です。ほかの効果がなければビートルが勝って残り、イヤリングが墓地へ行きます。
| 場面 | ビートルのパワー | 起きること |
|---|---|---|
| 攻撃前 | 3000 | まだパワーアタッカーは適用されない |
| イヤリングにブロックされたバトル | 7000 | 4000のイヤリングを倒す |
| その攻撃が終わった後 | 3000 | タップして場に残る |
相手のシールドが最初3枚なら、このブロックされた攻撃の後も3枚です。壁を倒した勢いで、盾まで2枚割るわけではありません。W・ブレイカーは、ブロッカーを倒した余力をシールドへ流す能力ではないからです。
イヤリング側から見れば、自分は倒されても、この1回の攻撃を止める仕事は果たしています。ビートル側から見れば、5マナの主役を残したまま壁を1体減らせています。どちらの得になるかは、後ろにまだ攻撃役がいるか、次のターンまで余裕があるかで変わります。
同じビートル同士でも、攻める側が勝つ
自分のビートルが攻撃を終えてタップしており、次の相手のターンになったとします。相手にも前のターンからいるビートルがいて、こちらのビートルへ攻撃してきました。このとき、相手は攻撃中の7000、こちらは攻撃される側の3000です。
同名だから相打ち、とはなりません。相手のビートルが勝ち、こちらのビートルが墓地へ行きます。こちらはさっき7000で壁を倒していたとしても、その数字を次のバトルへ持ち越せないのです。パワーアタッカーは「バトル中なら加算」ではなく、「自分が攻撃中なら加算」と読みます。
攻撃後にタップした3000を置くことになるため、相手に残っている攻撃役の確認が欠かせません。目の前の盾を2枚取る価値と、その後にビートルを失う可能性を比べます。常に温存する必要はありませんが、攻撃するなら次の反撃まで織り込んでおきたいところです。
青銅の鎧から4ターン目に出す

マナ加速をしない場合、毎ターン1枚ずつマナに置けば5ターン目に召喚できます。もう少し早く動きたいなら、3ターン目の青銅の鎧がつなぎ役になります。自然のカード同士なので、必要な文明をそろえやすい組み合わせです。
自分の3ターン目、通常のマナチャージを終え、マナが3枚、手札が青銅とビートルを含む4枚ある局面を置きます。3マナで青銅を出すと手札は3枚。山札の一番上がマナへ行くので、マナの総数は4枚になります。今回の範囲は単色カードで、その増えた1枚はアンタップで置かれます。
次の自分の4ターン目まで、相手の妨害や追加のドローがなかったとします。通常のドローで手札は4枚、ビートル以外の1枚をマナに置いて3枚。マナは5枚になり、5マナでビートルを召喚すると手札は2枚、使えるマナは0枚です。青銅が残っていれば場は2体になります。
ただし、今出したビートルは召喚酔いで攻撃できません。4ターン目に5マナへ届いたことと、4ターン目から7000で殴れることは別です。攻撃が可能なまま次の自分のターンを迎えられて、初めて大きな突撃が始まります。
青銅と並んだら、どちらから攻撃する?
自分の場には、どちらも前のターンからいるビートルと青銅。相手の盾は2枚で、ブロッカーはいないとします。ビートルから攻撃して2枚を割り、妨害がなければ青銅の直接攻撃へつなげられます。1000の小さな青銅が、最後の勝敗を決める担当です。
青銅から先に攻撃すると、盾は2枚から1枚。その後ビートルで残り1枚を割っても、さらに直接攻撃する仲間がいません。W・ブレイカーだからといって、最後の盾を割る処理と直接攻撃を1回で済ませることはできません。同じ2体でも、順番で到達点が変わります。
相手の盾が3枚なら、ビートルで2枚、青銅で1枚を割っても、やはりそのターンの直接攻撃役は足りません。盾が何枚あるかを先に数えると、攻撃順だけで勝てる盤面なのか、もう1体必要なのかがはっきりします。
実際にはS・トリガーもあります。ホーリー・スパークで青銅までタップされたり、スパイラル・ゲートで後続を戻されたりすれば、予定した最後の攻撃は止まります。これは勝利確定の説明ではなく、妨害がない場合に必要な攻撃回数の整理です。
7000でも越えられない壁はある
グラン・ギューレは9000なので、攻撃中のビートルをブロックしても、通常はグランが勝ちます。相手が大きな壁を構えているなら、「攻撃すれば7000」を頼りに突っ込むだけでは通りません。
ミールで壁をタップすれば、その壁のブロックを避けてシールドへ向かえますが、タップしても9000というパワーは下がりません。寝かせたグランをビートルで攻撃すると、7000対9000で負けます。道を空けるために寝かせたのか、倒すために寝かせたのかを分けましょう。
また、相手のターンに妖姫シルフィが出るような局面では、通常3000のビートルは3000以下の除去範囲に入ります。攻撃時の頼もしさとは別に、場に待機しているときの数字を見る必要があります。
初期版S10/S10。攻め時を考える一枚
デスブレード・ビートルのDM-01版はS10/S10。進化クリーチャーではないため、青銅の上に重ねて出すカードではありません。青銅はマナを増やす仲間として、ビートルとは別の1体として場に残ります。この2体をどう働かせるかが、5マナの突撃を生かす準備になります。
手元のカードは番号と状態を確認し、弾別一覧や昔のデュエマ辞典で同時期の仲間をたどってみてください。売却や整理の相談は、表裏の写真と枚数を添えて買取相談フォームへ。突撃の7000だけでなく、戻った3000をどう支えるか。そこまで考えると、昔の一枚がもう一度デッキの主役になります。



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