ロスト・ソウルの後に攻撃する?旧枠DM-02の手札破壊と守り

平成コレクション

ロスト・ソウル / DM-02

手札はゼロ。
でも、勝負はここから。

ロスト・ソウルの7マナ。
捨てさせた後、攻めるか、守るか。

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やっとためた7マナ。相手の手札は5枚。ここでロスト・ソウルを使えば、その5枚がまとめて墓地へ行く。何とも豪快です。ただし、気持ちよく手札を空にしたところで、場にいる相手まで帰ってくれるわけではありません。

しかも、その後にシールドを割ると、さっき空にした手札へ新しいカードを届けることになります。せっかく片づけた机に、もう次の荷物が来た。今回はDM-02までのカードを使い、手札破壊と攻撃をどうつなぐか考えます。公式カード情報を基にした独自の盤面例で、当時の大会の再現ではありません。

DM-02のロスト・ソウルは7マナの呪文

ロスト・ソウル DM-02 29/55
画像・能力の出典:公式DM-02カード情報

闇文明、コスト7、アンコモンの呪文です。相手の手札をすべて墓地へ置かせます。対象は相手の手札であり、相手のマナやバトルゾーンはそのまま。自分の手札を一緒に捨てる能力でもありません。S・トリガーは付いていないため、シールドから出ても、このカード自身の能力で無料には使えません。

進化クリーチャーが目を引くDM-02「進化獣降臨」の図鑑にも、こんな大振りな呪文が隠れています。場を育てる進化と、手元の準備を崩す手札破壊。同じ弾でも、相手に困ってもらう場所が違うのです。

自分は1枚使い、相手は何枚失う?

自分の手札3枚にロスト・ソウルがあり、使える7マナに闇が含まれているとします。唱えると自分の手札は2枚。相手が5枚持っていれば0枚になり、解決後のロスト・ソウルは自分の墓地へ置かれます。支払ったマナ7枚はタップするだけで、消えません。

使用前の相手手札 捨てる枚数 使用後の相手手札
0枚 0枚 0枚
1枚 1枚 0枚
3枚 3枚 0枚
5枚 5枚 0枚

どの行でも必要なのは7マナです。相手が1枚なら、2マナのゴースト・タッチでも、その1枚を捨てさせられます。残りの5マナで別の仕事ができる分、そちらが合う場面もある。反対に相手が5枚なら、タッチ1枚では4枚残ります。「全部」という言葉の重みは、相手の手札の厚みで変わります。

青銅の鎧から、6ターン目の7マナへ

先攻、最初の手札5枚、先攻1ターン目は引かない例です。以後は毎ターン1枚引き、1枚をマナへ。3ターン目に青銅の鎧を出し、山札の上1枚をマナに加えます。必要な自然と闇を確保でき、相手の妨害や追加のドローがないものとします。

1ターン目はマナに1枚置いて手札4枚、マナ1枚。2ターン目も引いて置くだけなら手札4枚、マナ2枚。3ターン目は引いて置いた時点で手札4枚、マナ3枚です。青銅を出すと手札3枚になり、能力でマナは4枚になります。

4ターン目は手札3枚、マナ5枚。5ターン目は手札3枚、マナ6枚。6ターン目に手札3枚、マナ7枚へ届き、ロスト・ソウルを使うと手札2枚、使えるマナは0枚です。青銅が生き残っていれば場に1体いますが、この呪文から新しい守り役は出てきません。

この間、毎ターンのマナ置きにロスト・ソウル自身を使わず持っておく必要があります。山札に必要な枚数があることも前提です。7マナへ急いだのに肝心の呪文はマナの中、では予定がつながりません。重いカードを残す代わりに、何を使わず置くのか。手札の枚数だけでなく、残す役割も決めておきます。

先に割って、後から捨てさせることはできる?

同じターンに通常の手順で「先に攻撃し、シールドから増えた手札をロスト・ソウルで捨てさせる」という順番にはできません。通常の召喚や呪文は攻撃より前です。公式のターン進行Q&Aでも、この順番を確認できます。

したがって、ロスト・ソウルを使うターンは、手札を空にしてから攻撃する流れになります。前のターンに割っておく案とは別です。ターンをまたげば相手にも行動の機会があり、渡したカードを使われるかもしれません。そこを飛ばして「割った分も全部捨てさせる」とは数えられません。

5枚を捨てさせた直後、1枚を渡す判断

相手の手札5枚、シールド5枚で、ブロッカーはいないものとします。自分には前のターンからいる不死身男爵ボーグが1体いて、攻撃できます。ロスト・ソウルの後、ボーグでシールドを1枚割り、そのカードはトリガーではなかったとします。相手はシールド4枚、手札1枚。次の通常ドローまで進めば手札2枚です。

攻撃を見送れば、相手はシールド5枚、手札0枚のままターンを迎え、通常ドローで1枚になります。シールドを1枚減らすか、使える候補を1枚少なくしておくか。ボーグ1体だけでは今すぐ勝てないので、相手に渡す1枚を嫌って待つ判断にも理由があります。

ただし、待てば必ず正解でもありません。こちらに複数の攻撃役がいて、そのターンに勝ちに行けるなら、手札を渡すことだけを恐れて好機を逃す可能性もあります。ロスト・ソウルは「攻撃禁止」の合図ではなく、攻め切る人数を数え直す合図です。

シールドからサイバー・ブレインが出たら

割った1枚がサイバー・ブレインだった場合も見てみましょう。相手の手札は0枚から1枚へ増え、S・トリガーで使うとその1枚が手札から離れます。そこで3枚引くことを選べば、手札は3枚です。シールドは5枚から4枚になります。

ロスト・ソウルは、それより後に引くカードまでは捨てさせません。最初の5枚は確かに失わせましたが、新しい3枚への返事は別に用意する必要があります。相手の手札を空にした瞬間だけ見て勝ちを決めつけると、ここで話が変わります。

最後の盾を守るなら、7マナ全部を使っていい?

自分のシールド1枚、場は空。相手には次のターンに攻撃できるボーグが2体いるとします。ここでロスト・ソウルを使っても2体は残ります。最後の盾が有効なトリガーでなければ、1体目が割り、2体目のダイレクトアタックを受けてしまいます。

ゴースト・タッチ DM-01 94/110
公式ゴースト・タッチ。小さく手札を攻め、マナを守りに残す選択も。

一方、手札3枚がロスト・ソウル、ゴースト・タッチ、ラ・ウラ・ギガで、7マナに闇と光があれば、タッチ2マナとギガ1マナを使えます。手札は1枚、使えるマナは4枚残り、場にギガが立ちます。相手の手札5枚は4枚になるだけですが、攻撃への備えは増えました。

相手が追加の除去や攻撃役を出さないなら、ギガでボーグ1体をブロックして2000同士の相打ち。もう1体に最後の盾を割られても、3体目がいないので、この2体だけではダイレクトアタックまで届きません。手札破壊の枚数では負けても、生き残る目的にはこちらが合います。

8マナあれば、ロスト・ソウル7マナとギガ1マナを両方使う案もあります。手札3枚からなら2枚使って1枚残り、マナは使い切り。闇と光の支払いを確保しておく必要がありますが、7と8の差が、全手札破壊とブロッカーを同居させる境目になるわけです。

捨てたカードにも、戻ってくる道がある

相手の墓地へ落ちたクリーチャーは、除外されたわけではありません。次のドローがダーク・リバースなら、2マナで墓地のクリーチャー1枚を手札へ戻せます。さらに召喚するマナは必要ですが、手札破壊で落としたカードが候補になる点は覚えておきたいところです。

古い束からロスト・ソウルを見つけたら、まず収録番号やイラストを確認してみてください。この記事はDM-02の29/55を扱っています。同名でも版を分け、表裏の傷や折れも確認すると整理が進みます。昔の対戦を思い返すならカード辞典へ、手元のカードの売却相談は査定フォームへ。7マナの大仕事を、その後の一手まで思い出してみませんか。

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