ホーリー・メールで盾に何を置く?旧枠DM-03の手札とトリガー解説

平成コレクション

ホーリー・メール / DM-03

あと1枚、盾があれば。
その1枚に何を置く?

ホーリー・メールの4マナ。
手札を守りへ回す、昔の光の選択。

盾と手札を数える →

あと1枚、シールドがあれば。この願いをそのままカードにしたような呪文がホーリー・メールです。山札から知らない1枚を置くのではなく、自分の手札から選んで盾へ加える。何を置いたかを知っているこちらと、その正体を知らない相手。たった1枚でも、次の攻撃に少し緊張感が出ます。

ただし、4マナと手札を使って守りを増やすので、どの場面でも得になるわけではありません。DM-03までのカードで手札と攻撃回数を数え、最後にDM-06のボルメテウスとの違いも確認します。以下の盤面は説明のために条件を決めた例で、大会の対戦記録ではありません。

DM-03のホーリー・メールは、手札から盾へ1枚

ホーリー・メール DM-03 39/55の旧枠カード
画像・能力:タカラトミー公式 DM03-039

光文明、コスト4、コモンの呪文です。自分の手札からカード1枚を選び、裏向きで自分のシールドに加えます。S・トリガーは持っていません。ホーリーという名前でも、盾から来たら何でも無料で使えるわけではないので、ホーリー・スパークとは分けて覚えましょう。

手札から選ぶカードは、クリーチャーでも呪文でも構いません。この記事の画像はDM-03「超戦士襲撃」の39/55版です。同名の再録があるため、昔の束を整理する際はカード名と右下の番号を一緒に見ると、どの版かを確認しやすくなります。

手札4枚で使うと、最後は2枚になる

自分の手札はホーリー・メールを含む4枚、シールドは1枚とします。光を含む4マナを払って呪文を使うと、手札はまず3枚。その3枚から1枚を選んで盾へ置くので、手札は2枚、シールドは2枚になります。使い終えたメール自身は墓地へ置かれます。

処理 手札 シールド
唱える前 4枚 1枚
メールを使う 3枚 1枚
手札1枚を盾へ置く 2枚 2枚

山札からカードを引いたり、山札の上を盾にしたりはしていません。場にクリーチャーも増えません。手札からいなくなった2枚のうち、1枚は墓地のメール、もう1枚はシールドに移したカードです。カードの居場所を並べると、支払ったものがはっきりします。

唱えているメール自身を、その効果で盾へ置くことはできません。効果を処理している時点では手札にないからです。手札がメール1枚だけなら、唱えた後に盾へ置く手札が残りません。もう1枚を残しておくところまでが、この呪文を使う準備です。

盾0枚に1枚足したら、何回耐えられる?

自分のシールドは0枚、ブロッカーはいません。相手には次のターンに攻撃できる不死身男爵ボーグが1体いるとします。メールでトリガーのないカードを盾に加えれば、相手の1回の攻撃はその最後の盾を割るところまでです。他の攻撃や能力がなければ、その攻撃だけでは負けません。

相手のボーグが2体なら話が変わります。1体目が追加した盾を割り、2体目のダイレクトアタックが通れば負けます。1枚足したことは、2体の攻撃を止めたことにはなりません。自分の残り盾と相手の攻撃役を、実際に順番に動かして数える必要があります。

同じ考え方で、自分の盾が1枚から2枚になり、相手が1枚ずつ割る攻撃役2体だけなら、2回とも通っても盾が0枚になるところまでです。3体なら最後の直接攻撃まで届きます。もちろんトリガーや別の能力で変化しますが、まず何も起きない場合の必要な攻撃回数を押さえると、仕込む1枚の役割が見えてきます。

盾0枚からゲートを仕込むと、2体をしのげる例

自分の盾0枚、相手にはボーグ2体。それ以外の干渉はない条件で、メールによってスパイラル・ゲートを盾に置きます。相手の1体目がその唯一の盾をブレイクしたら、手札へ来たゲートをS・トリガーで使い、まだ攻撃していない2体目のボーグを手札へ戻せます。

1体目は攻撃してタップ済み、2体目は手札へ戻ったので、その2体だけなら続けて直接攻撃できません。ここでは「盾が1枚増えた」ことに加えて、「次の攻撃役を1体減らした」ことが効いています。攻撃を終えた1体目を戻してしまうと、2体目が残るので、この条件では守り切れません。

手札の数も追えます。4枚からメールを使って3枚、ゲートを盾へ置いて2枚。相手に割られてゲートが戻ると3枚、トリガーとして使うと2枚です。墓地にはメールとゲートがあり、相手の手札には戻したボーグが増えています。相手のカードを消したわけではないので、次のターンに再び出される可能性も考えましょう。

スパークは残りの攻撃役をまとめて止める

ホーリー・スパーク DM-01 15/110の旧枠カード
公式 DM01-015。こちらにはS・トリガーがあります。

ホーリー・スパークを置き、その盾がブレイクされてトリガーとして使えたなら、相手のクリーチャーをすべてタップできます。まだ攻撃していないクリーチャーもタップするので、複数の攻撃役をまとめて止められる場面があります。メールの4マナとは別に、スパークを通常唱える6マナをその場で払う必要はありません。

ただし、盾に置いた瞬間にスパークを唱えたことにはなりません。相手が別の盾を選んだり、そのターンは攻めずに場を増やしたりすれば、仕込んだスパークは使われず残ります。盾に隠したカードを自分の好きな時に取り出して使えるわけではないのです。

自分で選んで置いたカードの正体は覚えておけますが、相手がどの盾を攻撃するかまでは決められません。「スパークを仕込んだから次のターンは必ず安全」と結論づけず、他の盾、残りの攻撃役、相手が攻めない選択まで考えると、実戦らしい読み合いになります。

4ターン目に盾6枚。手札は2枚、場は空

先攻、初期手札5枚、先攻1ターン目は引かず、毎ターン1枚マナへ置く例です。最初の3ターンは何も使わず、相手もこちらの盾を割らない条件なら、3ターン目の終わりは手札4枚、マナ3枚、シールド5枚です。

4ターン目に引いて5枚、マナへ置いて4枚。メールを使って3枚、1枚を盾へ置いて2枚となります。マナは4枚すべて使用済み、盾は6枚、場のクリーチャーは0体です。盾の列は立派になりましたが、こちらから勝ちに向かう攻撃役はまだいません。

守るための1枚が本当に必要なターンなのか、それともクリーチャーを出すべきなのか。増えた盾の枚数だけでなく、減った手札で次に何をできるかを見ます。相手が攻めずに大型を準備しているなら、こちらも攻撃役を用意したほうがよい場合があります。

エメラルは交換、メールは追加

同じDM-03のエメラルは水の2マナ、パワー1000のクリーチャー。出たときに手札から1枚を盾へ加えることを選び、そうしたら盾から1枚を手札へ戻します。通常は盾の総数を増やさず、内容を交換する動きです。戻した盾のS・トリガーは使えません。

メールは盾を戻す処理がないため、手札を1枚預けたぶんだけ盾が増えます。その代わり4マナの呪文で、クリーチャーは残りません。トリガーを入れ替えたいのか、盾を純粋に1枚増やしたいのか。似た動きに見えても、目的に合わせて選ぶカードは変わります。

ボルメテウスが相手なら、盾の中身だけでは守れない

ここからはDM-06まで範囲を広げた比較です。ボルメテウス・ホワイト・ドラゴンは、ブレイクする盾を手札へ戻すかわりに墓地へ置きます。メールでスパークを仕込んでいても、その盾がボルメテウスによって墓地へ送られるなら、そこからS・トリガーとして使えません。

大切なのは、盾を増やすことと、盾の能力で守ることを分けることです。追加した1枚が攻撃回数を増やす助けになる場合はあっても、仕込んだカードが必ず発動するわけではありません。相手の切り札まで見て初めて、何を盾へ置くかという選択が具体的になります。

昔の手札に、どんな1枚を隠していた?

ホーリー・メールは、手札を守りへ回す判断を思い出せる初期のコモンです。光文明の旧枠カード案内からブロッカーやタップ呪文も並べて読むと、守り方の違いが見えてきます。手元に残したいカードを分けた後、査定を希望する旧枠カードは、下のバナーから名前や写真を添えてご相談ください。

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