サイバー・ブレインで手札は何枚増える?旧枠DM-01のドローと残りマナ

平成コレクション

サイバー・ブレイン / DM-01

3枚引いて、
次は何をする?

手札の補充と、残りマナの相談。
第1弾のドロー呪文を実際の手順で。

手札の動きを見る →

手札が細くなってきたところへ、サイバー・ブレイン。山札からカードを重ねて引くと、次にやりたいことが急に増えます。大型を出す準備をするか、相手の壁を戻すか、それともまず守るか。派手なドラゴンの横で、こうした水の呪文がデッキを支えていました。

ただ、3枚引けるからといって、手札がいつでも3枚増えるわけではありません。手札から唱えるなら、呪文そのものを1枚使います。しかも4マナを払った後、引いたカードを使うためのマナが残っているとは限りません。第1弾のカードを中心に、手札と盤面を行き来しながら考えてみましょう。以下は実際の大会記録ではなく、説明用の局面分析です。

初期版はDM-01のアンコモン。3枚「まで」引く

サイバー・ブレイン DM-01 52/110
画像・能力:タカラトミー公式・サイバー・ブレイン

DM-01版は水文明、コスト4、レアリティはアンコモン。S・トリガーを持ち、自分の山札からカードを3枚まで引きます。3枚すべてを引くことも、少ない枚数にとどめることもできます。ここでは通常の手札補充として3枚引けるだけの山札があり、他の能力による妨害がない場合を扱います。

引くカードを山札全体から選べるわけではありません。上から引くため、今ほしい除去が必ず来るとは限らないのです。枚数を増やすこの呪文と、必要な1枚を探すクリスタル・メモリーは、同じ4マナでも仕事が違います。手札が足りないのか、特定のカードが足りないのかで選び方が変わります。

手札4枚から唱えると、最後は6枚

自分のメインステップで、使えるマナが水を含む4枚、手札がサイバー・ブレインを含む4枚とします。通常チャージは済んでいるものとし、呪文を唱えて3枚引きます。

操作 手札 使えるマナ 山札の変化
唱える前 4枚 4枚 なし
4マナを払い、呪文を使う 3枚 0枚 なし
3枚引く 6枚 0枚 3枚減る

最初の4枚から最後の6枚へ、手札の純増は2枚です。使い終えたサイバー・ブレインは通常墓地へ置かれます。クリーチャーは増えず、自分や相手の盾も変わりません。増えたのは、これから使うための選択肢です。

たとえ引いた3枚の中に1マナのアクア・ガードがあっても、マナを使い切ったこの例では、同じターンに通常召喚できません。手札の枚数だけを見ると景気がよいのに、場はさっきと同じ。ドロー呪文を使うタイミングでは、この時間差が重要になります。

5マナなら、引いた後にガードを添えられる

では、使用可能マナが5枚あり、水の支払いを2回行えるならどうでしょう。先にブレインへ4マナを使い、水を払えるマナを1枚残します。手札4枚から3枚引いて6枚になった後、ガードを召喚すれば手札は5枚、残りマナは0枚です。

ガードは1マナ2000のブロッカーなので、次の相手ターンに通常ブロックできます。ブレインだけで終える4マナの例と違い、手札補充と小さな壁を両立できました。水のカードがマナに1枚しかなく、それをブレインでタップしてしまった場合は、残りが1マナあってもガードの水を払えません。文明まで含めて残す必要があります。

もちろん、引いた中にガードがあると決めつけることはできません。最初から手札にガードがあるなら、この順番を予定できます。まだ持っていないなら、引いた結果を見て判断する分岐です。説明の都合で山札を都合よく固定し、それを毎回できる動きとして扱わないようにします。

ハルカスからつなぐと、攻撃役を残して手札を増やせる

アクア・ハルカス DM-01 80/110
アクア・ハルカスの公式カード情報

3ターン目にアクア・ハルカスを出し、1枚引いておく流れも考えられます。通常チャージ後の手札が4枚なら、ハルカスの召喚で3枚、登場時に引いて4枚。自分の場には2000のクリーチャーが残ります。

相手ターンに手札の増減がなく、ハルカスも生き残った場合、4ターン目の通常ドローで5枚、チャージで4枚。その中のブレインを唱えて3枚引けば6枚です。このターンのマナは使い切っていますが、前のターンからいるハルカスは攻撃できます。手札を増やすターンにも、場の仕事は別に残せるわけです。

相手にブラッディ・イヤリングのような壁がいるなら、ハルカスを無理に突っ込ませる必要はありません。次のターンに引いた除去を使ってから攻める案もあります。手札補充をしたから必ず攻撃、ではなく、場の2000をいつ使うかを考えます。

6マナならゲートまで。順番にも理由がある

使えるマナが6枚で水の支払いを2回行え、手札にブレインとスパイラル・ゲートがあるとします。ブレインに4マナ、ゲートに2マナで、手札を補充しながら相手のクリーチャーを1体戻せます。最初の手札が4枚なら、ブレインで6枚、ゲートを使って5枚です。

通常の、互いの能力が呪文を妨げない盤面なら、先に引くことでゲートの対象を選ぶ材料が増えます。引いたカードで次のターンに何をするかを見てから、邪魔な壁を戻すか、大型の出し直しを要求するかを決められるためです。

一方、ブレインで引いた3枚がすべて重いカードでも、残りマナは2枚のままです。6マナのデーモン・ハンドを引いたからといって、続けて6マナを払えるわけではありません。ドローがくれるのはカードであり、使ったマナの復活ではない。この区別が、欲張りすぎる一手を止めてくれます。

シールドから出たときは、手札2枚から5枚へ

自分の手札が2枚、盾が1枚の状態で、その最後の盾がブレインだったとします。盾から手札へ加わって一度3枚になり、S・トリガーとして使うと元の2枚へ。そこから3枚引くので、解決後は5枚になります。通常の手札から使った場合とは、数え始める位置が違います。

コストを払わず使えるのはうれしいものの、相手の場を減らしたり、残りの攻撃役をタップしたりする効果はありません。相手にもう1体攻撃できるクリーチャーが残り、こちらに守る手段がなければ、手札を増やした後も直接攻撃の危険が残ります。

さらに、ブレインで引いたアクア・サーファーホーリー・スパークは、山札から手札へ来たカードです。S・トリガーを持っていても、その理由だけで今すぐ無料では使えません。盾から来たブレインと、ブレインで引いたカードを分けて扱います。ここでトリガーが連鎖すると思うと、実際には止められない攻撃を止めたことになってしまいます。

エナジー・ライトとの1マナ差をどう使う?

DM-06までカードプールを広げると、3マナで2枚引くエナジー・ライトも比較に入ります。手札4枚から使えば、ライトは5枚、ブレインは3枚引いた場合6枚。ブレインは手札をもう1枚多く増やせる代わりに、支払いが1マナ重くなります。

4マナしかないターンでも、ライトなら1マナを残せます。水の支払いを2回行え、ガードを持っていれば、ライトとガードを同じターンに使えます。ブレインだけで手札を増やすか、補充を1枚少なくして壁を置くか。相手の攻めが近いほど、この1マナを単なる数字の差では済ませられません。

殿堂の記憶と、遊ぶ時代を分けて読む

このカードを禁止カードとして覚えている人もいるでしょう。公式のクリエイターズ・レターVol.42では、2021年7月1日のプレミアム殿堂解除と殿堂入りが案内されています。昔の記憶だけで、現在も同じ制限だと決めることはできません。

現在遊ぶときは公式の殿堂レギュレーションを確認し、昔の環境を再現するなら対象の日付と当時の採用枚数を別に決めます。この記事の局面はカードの使い方を説明するもので、特定年の大会デッキを再現したものではありません。

初期版の番号は52/110。昔のデュエマ辞典で相棒をたどると、引いたカードを何に使うかまで楽しめます。手元の旧枠カードの整理・売却は、表裏の写真と枚数を添えて買取相談フォームへ。3枚を引く楽しさの続きは、その中から選ぶ次の一手にあります。

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