ガーディアンを並べる。リキッド・ピープルでそろえる。好きな種族でデッキを作っていたら、同じ仲間がいること自体に意味が生まれる。DM-09「覇道帝国の絆」は、そんな組み合わせの面白さを思い出せる弾です。切り札を1枚出して終わりではなく、その横や墓地に誰がいるかまで見たくなります。
タカラトミーの公式年表では、2004年3月に登場した闘魂編第4弾。読みはインビンシブル・ブラッドです。このページでは全60種を公式カード情報へつなぎ、DM-09までのカードを中心に対戦での動きを解説します。盤面は説明用に条件を決めたもので、当時の大会や対戦結果の再現ではありません。
種族の仲間を、画像から探す
画像を選ぶと、このページの解説や個別記事へ進めます。大きな能力を持つレアだけでなく、守ってからタップするジル・ワーカ、墓地の仲間を集めるゾンビ・カーニバルにも注目です。
光器ペトローバ種族を選ぶと、パワーが変わる
時空の守護者ジル・ワーカブロックの後に2体タップ
ゾンビ・カーニバル墓地の同じ種族を手札へ
猿神兵アッシュ仲間とマナ破壊の順番
聖剣炎獣バーレスク追加ターンと進化元の帰還
クリスタル・フュージョン8枚増えるマナの使いどころペトローバが来ると、2000のギガが6000になる
光器ペトローバは光の5マナ、パワー3500のメカ・デル・ソルです。出たときにメカ・デル・ソル以外の種族を1つ選び、その種族のクリーチャーのパワーを4000上げます。ガーディアンを選べば、ラ・ウラ・ギガは2000から6000へ。1マナの小さな守護者が、急に大きなバトルにも参加できる数値になります。
ただし、ギガがW・ブレイカーを得たり、相手プレイヤーを攻撃できるようになったりするわけではありません。増えるのはパワーです。元の「相手プレイヤーを攻撃できない」という制限は残ります。数字が大きくなったから、何でもできる切り札に変わったとは考えないようにしましょう。
対象は自分だけと書かれていないため、相手の同じ種族にも強化が及びます。こちらにギガが2体、相手にもギガが1体いる場でガーディアンを選べば、相手のギガも6000です。自分の場だけで選ばず、相手が使っている種族まで確認すると、宣言する意味が変わります。
強化が続くのはペトローバが場にいる間です。公式Q&Aでも、場を離れると4000の上昇がなくなると説明されています。強くなったギガを前提に攻防を考えていても、その支えが消えれば元の2000へ戻ります。
選ばれないペトローバにも、全体除去は届く
ペトローバが場にいる間、相手はクリーチャーを選ぶときにペトローバを選べません。相手のデーモン・ハンドで直接選んで破壊する、といった動きには耐性があります。一方、「選ばれない」と「何をされても場を離れない」は別です。
同じDM-09のサウザンド・スピアは火の6マナ。パワー4000以下のクリーチャーすべてを墓地へ置きます。1体ずつ選ぶ効果ではなく、自分のクリーチャーも含みます。ほかのパワー変更がないペトローバは3500なので、この範囲に入ります。
自分がスピアを使うときも、相手の小型だけを掃除できるとは限りません。自分のコッコ・ルピアやトット・ピピッチも1000なので巻き込まれます。盤面全体を見て、消えた後に自分のドラゴンの準備がどう変わるかまで考えたい呪文です。
ジル・ワーカは、倒れた後にも2体を止める
時空の守護者ジル・ワーカは光の3マナ、パワー2000のガーディアン。ブロッカーを持ち、相手プレイヤーは攻撃できません。場から自分の墓地へ置かれたとき、相手のクリーチャーを2体まで選んでタップします。
自分の盾は0枚、場にはアンタップしたジル・ワーカ1体。相手には攻撃できる不死身男爵ボーグが3体いるとします。1体目の直接攻撃をジルでブロックすると、2000同士なので相打ちです。ジルが墓地へ置かれた後、その能力で残り2体のボーグをタップできます。
ほかの能力がなければ、1回をブロックし、続く2回分の攻撃役をタップして、その3体の攻撃をしのげます。1体で3回ブロックしたわけではありません。最初のバトルと、その後のタップが別の仕事をしています。
相手が先にスパイラル・ゲートでジルを手札へ戻したら、墓地へ置かれていないのでタップ能力は働きません。ナチュラル・トラップでマナへ送られた場合も同じです。場から消えたという結果だけでなく、どこへ移動したかを確かめましょう。
最初に攻撃してきた相手を必ずブロックすればよい、とは限りません。ジル・ワーカの個別解説では、ブレイズ・クローを倒して生き残る場合と、ボーグに相打ちを取る場合を比べ、最後のシールド1枚を守る順番を追っています。
ゾンビ・カーニバルは、場ではなく手札を増やす
ゾンビ・カーニバルは闇の5マナ、S・トリガー付きの呪文です。種族を1つ選び、自分の墓地からその種族のクリーチャーを3体まで手札へ加えます。異なる種族の好きな3体を自由に集める効果ではありません。
墓地にガーディアンのギガ2枚とジル・ワーカ1枚があり、手札4枚にカーニバルが含まれているとします。唱えると手札は3枚。ガーディアンを選んで3枚とも回収すると、手札は6枚になります。呪文1枚を使って3枚戻したので、使う前より2枚増えました。
| 処理 | 手札 | 場の増加 |
|---|---|---|
| 唱える前 | 4枚 | 0体 |
| 呪文を使う | 3枚 | 0体 |
| ガーディアン3枚を戻す | 6枚 | 0体 |
場にはまだ1体も増えていません。自分のターンに5マナ全部を払ったなら、その後にジルを召喚する3マナも別に必要です。盾からカーニバルをトリガーで使っても、手札へ来たジルまでその場で無料召喚できるわけではありません。次の自分のターンに備える回収と、今の攻撃を止める防御は分けて考えます。
ゾンビ・カーニバルの個別解説では、5マナを使い切って回収する場合と、8マナからジル・ワーカまで出す場合を比較しています。S・トリガーで回収したブロッカーが、その場では守れない理由も確認できます。
アッシュは、仲間が墓地へ行くと相手のマナへ働く
猿神兵アッシュは火の4マナ、パワー3000のアーマロイドです。場にいる間、自分のアーマロイドが場から自分の墓地へ置かれると、相手は自分自身のマナから1枚選んで墓地へ置きます。捨てるマナを選ぶのは相手です。
アッシュを先に置き、その後で銃神兵ディオライオスを出して、自分が破壊するクリーチャーにディオライオス自身を選ぶ例なら、アーマロイドが墓地へ行くためマナに働く能力につながります。ディオライオスを先に出してしまうと、その時点ではアッシュがいないので同じ動きにはなりません。
種族がそろうだけでなく、出す順番も重要です。個別記事では4マナ同士を使うときの手札と、墓地へ置かれる順番まで追っています。大会辞典にも関連する当時の店舗記録を載せていますが、この説明用の手順を実際の対戦ログと混ぜてはいません。
バーレスクの追加ターンは、攻撃を通してから
聖剣炎獣バーレスクは火の9マナ、パワー8000の進化アーマード・ワイバーン。自分のアーマード・ワイバーン1体から進化し、相手プレイヤーへの攻撃がブロックされなかったとき、今のターンの後にもう一度自分のターンを行えます。W・ブレイカーも持っています。
出しただけで追加ターンが予約されるわけではありません。ブロッカーをどう越えるかが先に必要です。また、自分のターンの終わりには手札へ戻るので、追加ターンの場にそのまま残り、何もしなくても再び殴れるという流れではありません。
進化元とともに戻る処理や、残り盾を次のターンにどう攻めるかは個別記事で詳しく説明しています。ドラゴンという言葉に引っ張られがちですが、種族はアーマード・ワイバーンなので、コッコのドラゴン軽減とは別に支払いを用意します。
クリスタル・フュージョンで8マナが16枚に
自然の8マナのクリスタル・フュージョンは、自分のマナにあるカードと同じ枚数を山札の上から取り、マナへタップして置きます。山札が十分残っている条件で、マナ8枚から唱えれば、8枚増えて合計16枚です。数字だけ見ると、急に別のゲームが始まりそうな増え方です。
ただし、増えた8枚はタップ状態。最初の8枚も支払い済みなら、その直後に使えるマナは0です。16枚になったからといって、同じターンに16マナ分の行動を追加できません。次のターンを迎えるまで守れるかと、その大量のマナで何を使うかを一緒に考えるカードです。
名前だけでなく、種族欄も一緒に見る
DM-09のカードを並べると、同じ種族を選ぶ、同じ種族を回収する、仲間が墓地へ置かれる、というつながりが見えてきます。昔のデッキで何となく一緒に入れていたカードも、改めて読むと組み合わせの理由が分かるかもしれません。
DM-08「超神龍の復活」と行き来すると、ドラゴンを助けるカードとの違いも比較できます。査定を希望するカードは、カード名と番号、表裏の写真を添えてバナーからご相談ください。以下の一覧は、手元のカードがDM-09のどの番号かを調べる入口としても使えます。
DM-09 全60種の収録カード一覧
カード名からタカラトミーの公式詳細へ進めます。番号はDM-09版です。同名の再録と見分けるときは、カード名に加えて番号やイラストも確認してください。
スーパーレア5種
通常番号55種
- 1/55 守護聖天グレナ・ビューレ
- 2/55 マーチング・スプライト
- 3/55 死皇帝アザガースト
- 4/55 聖剣炎獣バーレスク
- 5/55 鼓舞の化身
- 6/55 天光の精霊ミハイル
- 7/55 予言者ミキュート
- 8/55 セレブ・チャージャー
- 9/55 エンペラー・マロル
- 10/55 ストーク・クロウラー
- 11/55 アナライズ・チャージャー
- 12/55 闘将バグザグール
- 13/55 崩壊の影デス・タギア
- 14/55 ロスト・チャージャー
- 15/55 特攻隊長マイキー
- 16/55 猿神兵アッシュ
- 17/55 サウザンド・スピア
- 18/55 大勇者「猛虎の怒り」
- 19/55 緑神龍アンリストヴァル
- 20/55 クリスタル・フュージョン
- 21/55 月虹の守護者アール・ノアール
- 22/55 宣凶師ベトラーレ
- 23/55 センチネル・ガード
- 24/55 ティコラクス
- 25/55 ポキラ
- 26/55 サブマリン・プロジェクト
- 27/55 黒神龍イゾリストヴァル
- 28/55 毒牙虫ベノム・ワーム
- 29/55 生命剥奪
- 30/55 ジョー・リザード
- 31/55 ジージョのトンカチ
- 32/55 無限掌
- 33/55 夢蒼の剛剣
- 34/55 怪力の化身
- 35/55 ソイル・チャージャー
- 36/55 聖騎士メビウスリンク
- 37/55 時空の守護者ジル・ワーカ
- 38/55 双光の使徒カリュート
- 39/55 コズミック・ウイング
- 40/55 テンタクル・クラスター
- 41/55 スカウト・クラスター
- 42/55 フェアリー・キャンドル
- 43/55 サイバー・トンネル
- 44/55 墓堀怪人アシッドフィスト
- 45/55 悪戯人形ハロ
- 46/55 暗闇に潜む者バット・ドクター
- 47/55 ゾンビ・カーニバル
- 48/55 マウントザウルス
- 49/55 蒸神兵カイン
- 50/55 鳥神兵クウザ
- 51/55 フル・コマンド
- 52/55 警護するソリッド・ホーン
- 53/55 ウィップ・スコーピオン
- 54/55 誕生の祈
- 55/55 強欲の開拓



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