攻撃するか、能力を使うか。呪文を墓地へ置くかと思ったら、そのままマナになる。DM-07は、横にするカードや置き場所の意味がぐっと増えた弾です。派手な切り札だけでなく、クック・ポロンや飛行男の短い能力にも、相手を困らせる工夫が詰まっています。
このページでは画像からカードを探し、場・手札・マナがどう変わるかを具体例で読みます。掲載例はDM-01〜DM-07のカードを用いた独自の盤面検討です。当時の大会結果や特定の優勝デッキを再現したものではありません。古い買取価格や根拠のない需要ランキングは外し、カードを見分けて理解するためのガイドへ改稿しました。
DM-07は「時空超獣の呪」
正式な位置付けは闘魂編の拡張パック第2弾、時空超獣の呪(インビンシブル・チャージ)。公式20周年年表では2003年9月に掲載されています。前の弾はDM-06で、ドラゴンを大きく取り上げる「超神龍の復活」は次のDM-08です。弾の番号と副題を混ぜずに確認しましょう。
公式カード情報の番号は通常カードが1/55〜55/55、スーパーレアがS1/S5〜S5/S5で、合計60種類です。下の一覧では各カード名から公式の画像と能力を開けます。同名の再録と区別するときは、名前だけでなくこの収録番号も手がかりになります。
画像から気になる1枚を探す
クック・ポロン攻撃されない小型
飛行男墓地へ行くと手札破壊
メビウス・チャージャー場の1体と呪文をマナへ
春風妖精ポップル攻撃のかわりにマナ加速
残虐覇王デスカールタップして2枚の手札破壊
呪紋の化身相手のS・トリガーを止めるポップルの1マナは、いつ増える?
春風妖精ポップルは自然4マナ、パワー2000。攻撃のかわりにタップして山札の上1枚をマナへ置きます。場に出しただけで増える青銅の鎧とはタイミングが違い、召喚したターンは通常このタップ能力を使えません。
前のターンからいるポップルが、盾を1枚割るかわりに次の大物の準備をする。その選択がタップ能力の面白さです。ただ、能力を使うのは攻撃できるタイミングなので、その後メインの通常召喚へ戻ることはできません。6マナからポップルで7枚にして「今から7マナ獣を出す」は、通常の手順ではできないのです。
公式のターン進行Q&Aと、攻撃できない状態とタップ能力のQ&Aを合わせて確認すると整理できます。攻撃するか能力を使うかは選べますが、使ったあとに自由に手順を巻き戻せるわけではありません。
4〜6ターン目の手札表、ボーグの反撃、最後の盾を攻めるかマナを増やすかの判断は、春風妖精ポップルの詳しい対戦解説で追えます。
メビウスは場の1体もマナへ。増える2枚を数える
メビウス・チャージャーは自然3マナ。自分のクリーチャー1体をマナに置き、唱えた呪文自身もチャージャーでマナへ置きます。場に対象がいる例なら、マナは合計2枚増えます。ただし攻撃役や進化元を場から減らすので、2枚増えた数字だけを喜ぶと、肝心の戦線が空っぽになります。
DM-07までの単色カードで、使えるマナ5枚、場に青銅の鎧がいるとします。3枚をタップしてメビウスを唱え、青銅をマナへ移し、呪文もマナへ。マナの合計は7枚、使えるのは元の残り2枚と新たな2枚を合わせて4枚です。公式のチャージャーQ&Aも、タップ状態で置く指定がなければアンタップで置くことを説明しています。
これはメインの間に唱える呪文なので、残った4マナでポップルを召喚できます。ポップルのタップ能力で増やす場合との大きな違いです。同じマナ加速でも、いつ使えるマナなのかまで数えると、次の一手が変わります。
使えるマナを表で数える手順、水マナを残してハルカスへつなぐ判断、フォースとの違いは、メビウス・チャージャーと青銅の鎧の詳しい解説にまとめました。
青銅→メビウス→ポップルの手札表
先攻の初手5枚、毎ターン1枚をマナへ置き、以下の札を必要な時点で持っている例です。加わるマナは単色で、必要な自然・闇の文明を払えるものとします。相手から手札・場・マナへの干渉はありません。
| ターン | 行動 | 行動後の手札/マナ |
|---|---|---|
| 1 | マナに置く | 4枚/1枚 |
| 2 | 引いてマナに置く | 4枚/2枚 |
| 3 | 引いて置き、青銅の鎧。山札上1枚をマナへ | 3枚/4枚 |
| 4 | 引いて置く。メビウスで青銅をマナへ、続いてポップル | 1枚/7枚 |
| 5 | 引いて置き、8マナでデスカール。その後ポップルのタップ能力 | 0枚/9枚 |
5ターン目は、先に8マナでデスカールを出してからポップルをタップします。逆の順で増やしたマナを通常召喚へ使う説明ではありません。さらに、今出したデスカールのタップ能力は通常このターンには使えません。立派な場ができても手札は0枚。次のドローや相手の除去まで考える必要があります。
クック・ポロンは攻撃されない。でもブロックはされる
火2マナ、1000のファイアー・バード、クック・ポロン。攻撃してタップしていても、相手のボーグがこのポロンを攻撃先に選ぶことはできません。「横になった小型を返しに殴る」といういつもの手が使えないわけです。
しかしポロン自身が相手プレイヤーへ攻撃したとき、ラ・ウラ・ギガにブロックされることはあります。1000対2000でポロンは負けます。「攻撃されない」と「ブロックされない」は別の能力です。またクリムゾン・ハンマーなどの呪文から守られるわけでもありません。戻し殴りには強くても、何にでも無敵という鳥ではないのです。
ボーグの反撃を受けない盤面、キャンディ・ドロップとの違い、2〜3ターン目の手札と最後の盾への攻め方は、クック・ポロンの詳しい対戦解説で確認できます。
飛行男は、行き先が墓地のときに働く
飛行男は闇2マナ、1000のヘドリアン。場から自分の墓地へ置かれると、相手の手札1枚を見ないで選んで捨てさせます。ギガにブロックされてバトルに負けた例なら、飛行男が墓地へ行き、その後に相手の手札が1枚減ります。相手が捨てたい1枚を自由に選ぶ能力ではありません。
一方、スパイラル・ゲートで手札へ戻された場合や、メビウスでマナへ置いた場合は墓地へ行っていないので、手札破壊は起きません。単に「場を離れたら1枚捨てる」と覚えると、この違いを落としてしまいます。相手の手札が0枚なら、破壊されても捨てさせるカードはありません。
手札破壊が起きる移動と起きない移動、ディオライオスを使う召喚順は、飛行男の詳しい対戦解説で盤面と手札枚数を追っています。
デスカールは、出した瞬間に2枚捨てさせない
残虐覇王デスカールは闇8マナ、4000。攻撃のかわりにタップし、相手の手札から見ないで2枚を選んで捨てさせます。相手の手札が1枚ならその1枚。召喚時の能力ではないので、8マナで出した直後に手札が2枚減るとは数えません。
場に残って次のターンを迎えれば、攻撃を1回見送ることで、追加の呪文を手札から使わずに妨害できます。ただし、その前に除去される可能性もあります。ロスト・ソウルのように手札から唱えた場面で処理する呪文とは、相手へ渡す時間が違います。
呪紋の化身は盾を焼かず、トリガーを止める
呪紋の化身は自然6マナ、6000のミステリー・トーテムでW・ブレイカー。場にいる間、相手はS・トリガーを使えません。出したターンに本人が攻撃できなくても、前からいる味方の攻撃を支える常在型の能力として働きます。
ただし、割った盾は通常どおり相手の手札に加わります。ボルメテウス・ホワイト・ドラゴンの盾を墓地へ置く能力とは違い、盾から来たデーモン・ハンドが消えるわけではありません。トリガーで今すぐ使えなくても、後の自分のターンにコストを払って使うことは別問題です。この記事は収録当時のカードを読むための説明で、現在の大会で使えることを示すものではありません。
地獄万力の8000は合計。1体ずつ8000ではない
火7マナの地獄万力は、相手のクリーチャーを合計パワー8000以下になるように選んで破壊します。2000が2体と4000が1体なら合計8000で3体。7000と2000は合計9000なので両方は選べません。相手の場を見渡し、何体を残すかまで足し算して選ぶ呪文です。
1体だけ大きい相手を処理するか、複数の小型をまとめて減らすか。相手の進化元やブロッカーを数えることで、同じ8000の枠にも使い道の違いが出ます。場の数値が変化している場合は、印刷された数字だけで選ばず、選ぶ時点のパワーで判断します。
DM-07全60種の公式カード一覧
通常55種とスーパーレア5種です。カード名を押すと、公式サイトの該当するDM-07版へ進めます。
昔の束から、役割の違う1枚を見つける
整理するときは、表面の名前と収録番号、裏面の傷や反りを確認してください。同名でも版を混ぜずに見ると、何の弾を集めていた束なのかが分かりやすくなります。レアリティだけで手を止めず、ポロンや飛行男のような小型にも目を向けてみてください。
関連カードは昔のデュエマ辞典、前の弾はDM-06ガイド、商品をまたいで探すなら弾別一覧へ。手元のカードを売りたい方は査定フォームから相談できます。



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