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悪魔神バロム|登場のあいさつで場が消える!DM-04の旧枠デュエマの大事件

悪魔神バロム。名前を口にしただけで、何かが起きそうです。しかも実際、場へ出た瞬間に起きる。闇以外のクリーチャーがまとめて墓地へ向かう。せっかく並べた光の精霊も、元気な火の小型も、登場のあいさつに巻き込まれます。あいさつの規模ではない。
昔のデュエマの切り札を挙げるなら、こういう大事件を起こす一枚を語りたくなります。今回はDM-04「闇騎士団の逆襲」の悪魔神バロム。8マナの進化クリーチャーが出てくるまでの準備と、出てきた後の物騒な景色を見ていきましょう。
登場だけで、場の人数が変わる
バロムは、場に出たときに闇以外のクリーチャーを破壊する能力を持ちます。一体ずつ選ぶデーモン・ハンドとは、仕事の規模が違います。相手の主力を一体どかすというより、場の顔ぶれを一気に入れ替える。名前に「悪魔神」が入るだけのことはあります。
相手が何ターンもかけて並べていたところへ、バロムが登場する場面を想像してください。大きなクリーチャーも、小さな準備役も、闇以外なら能力の範囲に入ります。パワーの上限で選別してくれないので、強そうな数字だけでは安心できません。光る切り札を出したばかりの相手には、つらい話です。
ただ、相手の闇のクリーチャーは残ります。何でもかんでも消える呪文ではなく、闇以外が対象。この線引きがあるから、相手の文明で見え方が変わります。闇の仲間が多い場へ出したときと、ほかの文明が並ぶ場へ出したときでは、登場後の景色がずいぶん違います。
味方も巻き込む。そこは悪魔らしく公平
さらに大事なのは、相手だけでなく自分の闇以外のクリーチャーも巻き込むことです。こちらの青銅の鎧がマナを増やして準備を手伝っていたとしても、自然文明なので例外にはしてくれません。「ここまで連れてきたのに!」と青銅が言い出しそうです。
もちろん、これはカードの働きを想像したツッコミですが、デッキを考えるうえでは本当に大事な点です。どのクリーチャーを残したいのか、何が巻き込まれてもよいのか。出す前に自分の場も見る必要があります。相手だけを眺めて勝ち誇ると、こちらの予定も片づいてしまいます。
だから、バロムを使いたいと思った瞬間から、周りに何を入れるかという話が始まります。闇を中心にするか、ほかの文明の準備役を使うか。強烈な能力を一枚読むだけで、デッキ全体に影響が広がる。切り札という言葉が似合う理由の一つです。
8マナだけでは登場できない。進化元も必要
バロムは進化クリーチャーです。自分のデーモン・コマンド一体の上に重ねて出します。8マナがたまったから、空っぽの場へそのまま召喚、とはいきません。先に進化元を用意し、その一体が残っている必要があります。
この準備が、相手にも見えるところが面白い。こちらがマナを伸ばし、デーモン・コマンドを場へ出したら、相手は次の大技を警戒するかもしれません。進化元を先にどかすという対処も考えられます。バロム本人が手札にいても、その土台がなくなると予定が変わります。
強いカードを引けばすぐ勝てる、という単純な話ではないんです。必要なマナと進化元をそろえ、相手の動きも受け止める。派手な登場の裏に準備の時間があるから、ようやく出せたときの迫力も増します。重ねる一瞬に、数ターン分の期待が乗ります。
12000なのに、割るシールドは二枚
DM-04版のバロムはパワー12000。数字はとても大きいですが、持っているのはW・ブレイカーです。シールドは二枚。パワーの数字だけから三枚割ると思い込むと、実際のカードとは違ってしまいます。大きな悪魔も、そこは書かれた能力どおりです。
登場時の能力で場が変わった後、さらにこの大きな一体が攻めてくる。進化クリーチャーなので、通常の召喚酔いで一ターン待つ必要もありません。準備した側にとっては、場を片づけて攻撃へ移る流れが気持ちいい。相手にとっては、休憩のない大事件です。
ただし、シールドの中身までは登場時の破壊で片づきません。攻撃が通っても、S・トリガーの可能性は残ります。デーモン・ハンドが見えたら、悪魔神にも退場の話が来る。大きな切り札同士の物語に、小さな呪文が割り込むところもデュエマらしいですね。
光の精霊を並べた後に読むと、さらに怖い
光輪の精霊シャウナは7マナ9500。浄化の精霊ウルスは6マナ6000で、ターンの終わりに起き上がります。どちらも光文明の精霊ですが、バロムの登場時能力では、パワーや立ち姿だけでは逃れられません。
ウルスが普通の攻撃を受けにくい形で立っていても、バロムは攻撃で触りに来るのではない。シャウナが大きな数字で構えていても、バロムは登場時に文明で分ける。守り方と崩し方の種類が違います。同じカードを相手側の視点から読むと、能力の怖さがよく見えてきます。
光の精霊の記事を先に読んでからこちらへ来ると、いっそう物騒に感じるでしょう。せっかく立派に並べたところへ、闇以外はお帰りください、という話です。文明ごとの個性は、こうして向かい合わせると面白くなります。
初期の悪魔神バロムはDM-04・S3/S5
今回紹介するのはDM-04「闇騎士団の逆襲」の旧枠版です。カード番号はS3/S5、レアリティSR、イラストレーターはIttoku。正式名称は悪魔神バロムです。似た名前の別カードもあるので、久しぶりに探すときは、まずこの名前を目印にしてください。
| カード名 | 悪魔神バロム |
|---|---|
| 対象版 | DM-04「闇騎士団の逆襲」/S3/S5 |
| 文明・種族 | 闇/デーモン・コマンド |
| 種類 | 進化クリーチャー |
| コスト・パワー | 8/12000 |
| イラスト | Ittoku |
一つだけ、初期版を探すときの目印に補足があります。DMC-27の再録版にもS3/S5という番号があります。番号だけでは二つを区別できないので、絵や印刷された情報と収録商品も合わせて見ます。昔の枠の中にも、再会の仕方がいくつかあるわけです。
「出したい」から始まるデッキもある
カードの強さを比べる前に、まずこの一枚を出したい。バロムは、そう思わせる迫力があります。8マナと進化元を用意するために、フェアリー・ライフのような準備を考える。進化元をどう残すか考える。一枚の絵と能力から、周りのカードを探し始める楽しみです。
最短の手順を考える日もあれば、とにかく好きなカードを並べる日もあったでしょう。昔のデッキを思い出すなら、勝った回数だけでなく、出せたときにうれしかったカードも挙げてみたい。バロムがその一枚なら、重い準備まで含めて忘れにくいはずです。
ほかの切り札は旧枠の注目カードから、当時の弾をまとめて見るなら弾別一覧からたどれます。悪魔の次は光の精霊か、火のドラゴンか。昔のカードの話は、一枚の登場で次の話題まで連れてきます。
大切な悪魔神を、次へつなぐなら
昔のバロムを手放したいときは、平成コレクションの買取相談へ。版や状態を確認して金額をご案内します。ほかのSRやノーマルの束とまとめてでも相談できます。アルバムから出しにくいときは無理に引っ張らず、今の状態をお知らせください。
残すカードを決めたら、送る準備は梱包・発送ガイドにまとめています。机の上では周囲を巻き込む悪魔神ですが、配送中まで暴れてもらう必要はありません。ほかのカードと一緒に、きちんと保護して送りましょう。
場に出た瞬間、景色が変わる。悪魔神バロムの紹介は、結局ここへ戻ってきます。昔の大きな一手を思い出したい日には、この絵を見て、8マナをためた先の場面をもう一度想像してみてください。
出典:公式 DM-04版、公式 DMC-27版。対戦場面は能力を説明する例です。



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