アクア・スナイパーは自分も戻せる?旧枠DM-01の2体バウンスと対象選び

平成コレクション

アクア・スナイパー / DM-01

戻すのは2体。
誰を選ぶかが勝負。

8マナの一手で、場を変える。
相手の再展開と、自分の回収を考える。

2体戻した後を確認 →

相手の場に厄介なクリーチャーが2体。1体だけ戻しても、もう1体が残る。そんな局面でアクア・スナイパーが登場すると、場の形を一度に変えられます。第1弾のスーパーレアらしい大きな仕事ですが、必要なマナも8と重め。出せたから満足、ではなく、その2枠を誰に使うかが本番です。

相手の大型を2体戻すのか。大型と支援役をまとめて戻すのか。自分の小型を回収するのか。戻した後に残る攻撃役と、次のターンに相手が使えるカードを数えてみましょう。この記事の局面は能力を理解するための仮定で、実際の大会の対戦記録ではありません。基本はDM-01、後半のコッコとボルメテウスの例はDM-06までのカードで考えます。

8マナ5000、2体までを手札へ戻せる

アクア・スナイパー DM-01 S3/S10
カード画像・能力確認:タカラトミー公式カード情報

アクア・スナイパーは水文明、コスト8、パワー5000のリキッド・ピープルです。DM-01版のレアリティはスーパーレア。出たとき、バトルゾーンのクリーチャーを2体まで選び、持ち主の手札へ戻せます。

対象は相手に限定されていません。自分のクリーチャーも選べます。また「2体まで」なので、必ず2体を戻す必要はありません。1体だけにしてよいですし、戻さない選択もできます。タップしているかどうかや、パワーの大きさを問う条件もありません。

一方、W・ブレイカーやS・トリガーは持っていません。8マナのスーパーレアという印象だけで、盾を2枚割れると数えないようにしましょう。ほかの能力で変わらなければ、相手プレイヤーへの通常の攻撃でブレイクするのは1枚です。

相手2体を戻すと、手札はどう動く?

自分の手札が3枚、相手の手札が1枚。相手の場には通常の1枚のカードでできたクリーチャーが2体、自分は水を含む8マナを使える状態とします。手札からスナイパーを召喚し、その相手2体を戻すと、自分の手札は2枚、相手の手札は3枚になります。

確認するもの 登場前 相手2体を戻した後
自分の手札 3枚 2枚
相手の手札 1枚 3枚
相手の場 2体 0体
自分の場 元の状態 スナイパーが加わる

相手の場は空になりますが、カードそのものを失わせたわけではありません。戻った2枚は、相手がマナを払って出し直す候補になります。場を減らした枚数だけを見れば大仕事でも、長い目では再登場までの時間を買っている面があります。その時間で自分が何をするかまで考えたいところです。

自分の場に前のターンからいる攻撃役があれば、相手のブロッカーがいなくなった隙に攻撃できます。ただしスナイパー自身は今出たばかりで、通常はそのターンに攻撃できません。5000の追加打点が今すぐ参加する、という計算にはならないのです。

2体のブロッカーを戻せば、最後の道が開く

相手のシールドが0枚、場にはラ・ウラ・ギガが2体。自分には前から場にいる攻撃可能なクリーチャーが1体いる場面を考えます。スナイパーを出してブロッカー2体を戻せば、ほかの防御効果がないこの局面では、その攻撃役で直接攻撃を通せます。

スパイラル・ゲート1枚で1体だけ戻しても、もう1体にブロックされる余地が残ります。スナイパーの2体という数が、ちょうど意味を持つ場面です。ただし、相手の場にブロッカーが3体いれば1体は残りますし、自分に攻撃できるクリーチャーがいなければ、そのターン中の直接攻撃にはつながりません。

相手のシールドが残っているなら、攻撃を通してもS・トリガーの可能性があります。場のブロッカーを全部戻したことと、盾からの反撃まで消したことは別。最後の攻撃までを一つの手順にするときも、どこから先が未確定かを分けておきましょう。

大型だけでなく、コッコも一緒に戻す理由

DM-06までに広げ、自分のターンに相手の場へボルメテウス・ホワイト・ドラゴンとコッコ・ルピアがいる設定を考えます。ボルメテウスだけを戻すと、残ったコッコの軽減で、次の召喚に必要なコストは7から5へ少なくなります。

スナイパーで2体とも戻すと、その支援役も場からいなくなります。相手が使えるマナを7枚とし、ほかの加速や軽減がない場合、ボルメテウスだけを7マナで出し直すことはできます。一方、コッコを3マナで出し直してから、軽減されたボルメテウスを5マナで続けるには、合計8マナが必要です。

つまり7マナの相手には、その2体を同じターンに元通り並べる支払いが足りません。8マナ以上を使える相手なら、再展開の可能性は変わります。まとめて戻したから安心、と結論づけるより、戻した2枚を出し直すための合計を数えると、得た時間が見えやすくなります。

自分のハルカスを戻すなら、今の攻撃役を減らすことにも注意

アクア・ハルカス DM-01 出たときに1枚引けるクリーチャー
アクア・ハルカスの公式カード情報

アクア・ハルカスは、出たときにカードを1枚引けます。自分のハルカスをスナイパーで戻し、後で出し直せば、その能力をもう一度使う機会ができます。ただし、戻した瞬間に1枚引くわけではありません。もう一度出すための支払いと手順が必要です。

自分の手札3枚からスナイパーを召喚すると2枚。自分のハルカスと相手1体を戻せば、手札はハルカスが加わって3枚になります。相手の手札も1枚増え、自分の場からはハルカスがいなくなります。スナイパーだけで手札が純粋に1枚増えた、という数え方にはなりません。

使えるマナがちょうど8枚で全部払ったなら、そのターンに通常の3マナ召喚でハルカスを出し直すことはできません。しかも前からいたハルカスなら、本来そのターンに攻撃できた可能性があります。将来のドローを見込んで回収する代わりに、今の攻撃役を手札へ戻した。どちらを重く見るかは、今攻め切れるかどうかで変わります。

スナイパー自身も戻せるが、8マナは軽くない

能力の対象には、出たばかりのスナイパー自身も含められます。相手1体とスナイパーを戻すと、後のターンにまた登場させて能力を使う準備になります。ただし、スナイパーを場に残すことはできず、通常は再び8マナを払う必要があります。

手札3枚から召喚して2枚、自分自身が戻って3枚。手札の枚数は元へ戻っても、マナは支払っていますし、場に5000は残りません。同じ呪文を無料で繰り返しているようなものではありません。相手1体を戻すだけが目的なら、もっと軽いカードで足りる場面もあります。

自分のクリーチャーを戻す能力は選択肢を増やしますが、自動的に得を生むわけではありません。回収したカードを次に使えるマナ、再登場までの時間、場から消える攻撃役。この3つを一緒に見て判断すると、派手さだけに流されずに使えます。

サーファーとの違いは、数だけではない

アクア・サーファーは、出たときに1体を戻せるうえ、S・トリガーを持っています。盾から使って相手の攻撃中に場を動かす役があります。スナイパーにはS・トリガーがないので、通常のブレイクで手札へ入っても、その能力で直ちに出すことはできません。

相手の攻撃役が2体いるから、スナイパーが盾にあれば2体戻して助かる、という守り方にはならないのです。また、スナイパーはブロッカーでもありません。自分のターンに8マナで出した後、残った相手の攻撃を5000の体で何でも受けられるわけではありません。

サーファーの1体とスナイパーの2体は、単純に後者が上という関係ではありません。いつ使えるか、いくら払うか、場にどんなカードが残るかが違います。昔のデッキを組み直すなら、最後の防御に期待する枠と、自分のターンに場を大きく変える枠を分けて考えてみましょう。

第1弾のスーパーレアを調べるなら、S3/S10まで確認

今回扱ったDM-01版の収録番号はS3/S10です。同名の再録があるので、カード名だけで初期版と決めず、下部の番号や絵も見比べてください。弾別一覧や昔のデュエマ辞典から、関連するカードの記事へ進めます。

売却を考えている場合は、表裏の写真、状態、枚数を添えて買取相談フォームへお知らせください。この記事では未確認の高額査定や固定価格を掲げていません。相手の場を2体減らすか、自分の1体を回収するか。初期のスーパーレアを見返したら、絵の迫力と一緒に、その2枠に悩む楽しさも思い出してみてください。

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