ボルバルザークの追加ターンで勝ち切るには?旧枠DM-10の攻撃回数と6000破壊

平成コレクション

無双竜機ボルバルザーク / DM-10

もう一度、自分のターン。
その先に、勝つ一手はあるか。

6000の破壊、追加ターン、最後の直接攻撃。
仲間1体と残りマナが分ける決着を追う。

追加ターンの攻撃を数える →

自分のターンが終わったら、もう一度自分のターン。無双竜機ボルバルザークの話は、この一文だけでも十分に派手です。ただし、もらった追加ターンの終わりには自分が負けます。もう1回遊べるというより、そこまでに決着をつける時計が動き出すカードです。

DM-10版の能力を、登場時に消えるクリーチャー、2ターン分の攻撃回数、残りマナの順に追います。以下はDM-10までに登場したカードを使う手動の検討例です。特定の大会の再現や勝率データではなく、条件を置いて追加ターンの働きを考えます。

無双竜機ボルバルザーク DM-10 9/110
公式カード情報・画像出典:無双竜機ボルバルザーク

7マナ6000。出した時から、決着までを数える

ボルバルザークは火・自然の多色クリーチャーで、コスト7、パワー6000。アーマード・ドラゴンとアース・ドラゴンの2種族を持ち、DM-10ではベリーレアです。スピードアタッカーとW・ブレイカーがあるため、出したターンから攻撃し、通常は盾を2枚割れます。

登場時には他のパワー6000のクリーチャーをすべて破壊します。その後、今のターンの次に自分の追加ターンを行い、その追加ターンの終わりに自分が負けます。今のターンを即座に打ち切って、追加ターンへ飛ぶ効果ではありません。

まず今のターンの残りを進め、その次の自分のターンも使って勝つ計画です。大事なのは、ボルバル本人が2回攻撃することだけではありません。生き残った仲間やマナも、次の自分のターンへ進めるところにあります。

6000ちょうどが対象。味方のメテオも巻き込む

登場時に破壊するのは、他の「パワー6000」のクリーチャーです。6000以下でも、6000以上でもありません。ほかにパワーを変える効果がなければ、2000のハルカスや7000のボルメテウスは、この能力だけでは破壊されません。

一方、6000のメテオ・ドラゴンや浄化の精霊ウルスは対象です。自分のクリーチャーも含むため、横にいる味方のメテオを追加ターンの攻撃役として数えていたら、出した瞬間に計画が崩れます。

メテオには攻撃中にパワーが上がる能力がありますが、通常の召喚を行うメインステップでは攻撃中ではありません。この例では6000として扱います。ボルバルを置く前に、相手だけでなく自分の場の6000も確認します。

盾5枚へ、本人だけで2回殴っても届かない

相手の盾は5枚、ブロッカーもトリガーもなく、こちらの場はボルバル1体だけとします。今のターンに2枚割って盾は3枚。追加ターンにもう2枚割っても、盾は1枚残ります。

そのまま追加ターンを終えると、こちらが負けます。相手の盾をかなり減らしたかどうかは関係ありません。2回のW・ブレイクは強いものの、5枚の盾と最後の直接攻撃を、本人だけで全部済ませることはできないのです。

相手の盾が2枚なら、今の攻撃で盾を0枚にして、追加ターンの攻撃を直接攻撃にする計画が立ちます。相手の初期状態が違えば、同じカードの2回の攻撃でも結果が変わります。召喚前に見るべきなのは、残った盾と、合計何回の攻撃を通せるかです。

ハルカスが1体残ると、2ターンの流れが変わる

今度は前のターンからアクア・ハルカスが1体残っているとします。相手の盾は5枚、手札は2枚で、ブロッカーやトリガーはない条件です。2000のハルカスは登場時の6000破壊を受けません。

タイミング 攻撃 相手の盾 相手の手札
今のターン ボルバルで2枚ブレイク 5→3 2→4
今のターン ハルカスで1枚ブレイク 3→2 4→5
追加ターン ボルバルで2枚ブレイク 2→0 5→7
追加ターン ハルカスで直接攻撃 0 勝利が成立

追加ターンのはじめに仲間がアンタップするため、ハルカスも再び攻撃できます。今のターンにいた1体が、追加ターンにももう一度働きます。本人だけで不足した最後の攻撃を、昔ながらの2000が埋める形です。

これはトリガーなどがない場合の筋道です。盾から相手の手札へ渡ったカードの中に、すぐ使えるS・トリガーがあれば処理が入ります。相手の通常ターンを挟まないことと、相手が何もできないことは同じではありません。

スパークで止まっても、次のターンには起きる

今のターンの最初の攻撃でホーリー・スパークが出て、残るハルカスまでタップした場合、そのターンのハルカスの攻撃は止まります。ただし場に残っていれば、追加ターンのはじめにアンタップします。

だからスパーク1枚が、今と追加ターンの両方の攻撃を丸ごと封じるとは限りません。一方、ハルカスが今のターンに割る予定だった1枚を失うので、先ほどの表どおりの枚数にはなりません。追加ターンへ入る前に、残りの盾から計算し直します。

たとえば最初のW・ブレイクだけが通って盾3枚になり、後続が止まったなら、追加ターンにボルバルで2枚、ハルカスで1枚割っても盾0で終わります。直接攻撃役が足りず、そのままターンを終えれば負けます。全員が起きるから安心、で終わらせないところが重要です。

本人を手札へ戻しても、敗北の条件は消えない

ボルバルを出した後、盾からスパイラル・ゲートが出て本人が戻される場合があります。それでも、すでに発生した追加ターンと、その終わりの敗北を、本人が場からいなくなっただけで取り消すことはできません。

公式の過去Q&Aでは、ボルバルを進化ドラゴンにしても、追加ターンの終わりに負ける効果が消えないことが説明されています。能力は登場時に発生しており、その後の本人の居場所とは分けて処理します。

本人を戻せば危ない契約も白紙、という抜け道にはなりません。戻された後に使えるマナと、残った仲間だけで届くかを考えます。追加ターンに手札の本人をもう一度使うような別の展開は、この基本例には混ぜず、まず1回の登場で決着までの道筋を読みます。

追加ターンでは、マナも手札も改めて動く

追加ターンは、単に攻撃だけをやり直す時間ではありません。通常のターンの手順を進めるので、マナをアンタップし、通常のドローを行い、必要なら手札からマナへ置き、召喚や呪文のためにマナを使えます。

今のターンに7マナを使い切ってボルバルを出したなら、追加ターンにはその7マナを再び使う余地があります。たとえば水も確保できていれば、手札のゲートに2マナを払ってブロッカーを戻してから攻撃する、という選択肢です。

手札3枚からボルバルを召喚して2枚、追加ターンの通常ドローで3枚。チャージを見送り、ゲートを唱えたら2枚という流れになります。追加でマナを増やす必要がないなら、手札を温存する判断もあります。使える7マナと、追加ターンに残す手札をセットで準備します。

コッコがいれば5マナ。ただし2文明の支払いは必要

ボルバルはドラゴンなので、場のコッコ・ルピア1体による2マナ軽減を受け、通常7マナのところを5マナで召喚できます。火と自然の文明の支払いは必要です。コッコのパワーは1000なので、登場時の6000破壊にも巻き込まれません。

ただし、そのターンにコッコから新しく出すなら、コッコに3マナ、軽減されたボルバルに5マナで合計8マナです。5マナだけで空の場から2体とも並ぶわけではありません。前のターンからコッコを残せたことに、早く出す意味があります。

多色のボルバルをマナへ置く時はタップして置きます。7枚目に置いたから直ちに7マナ払える、とも限りません。詳しい文明の数え方は多色カードガイドで確認できます。

コッコ・ルピア DM-06 62/110
公式カード情報・画像出典:コッコ・ルピア

もう1ターンで、何を終わらせるのか

ボルバルを読む時は、追加ターンという言葉に続けて「何体残る」「盾は何枚」「直接攻撃役は誰」と考えると、強さと危うさが同時に見えてきます。派手な切り札を支えるのが、小型1体だったり、残した2マナだったりするところも、このカードの面白さです。

歴史や関連カードは昔のデュエマ辞典、ドラゴンの比較はドラゴン図鑑へ。大会での使用条件は公式の殿堂レギュレーションでご確認ください。旧枠の整理・買取相談は、収録番号と状態が分かる写真を添えてお問い合わせフォームへ。運営は株式会社数強塾、代表者は藤原進之介です。

ボルバルザーク・エクスとは別のカード

名前の似た《ボルバルザーク・エクス》を、DM-10の《無双竜機ボルバルザーク》と取り違えないようにしましょう。エクスの公式カード情報はDMX-04 S5/S5。収録商品は2011年10月22日発売のフルホイルパック「リバイバル・ヒーロー ザ・ハンター」です。当サイトで重点的に扱う2002〜2009年頃のカードとは年代が異なります。

エクスは出たときに自分のマナをすべてアンタップする能力を持ち、元のボルバルザークの追加ターンと同じ処理ではありません。名前の一部、7マナ、6000という数字が共通でも、何が起きるかは違います。手元のカードでは正式なカード名と収録番号を一緒に見てください。

当サイトの旧記事ではエクスを旧枠の代表とする説明がありましたが、誤りのため訂正しました。根拠を示していなかった相場や需要の断定も取り下げています。DM-10版の能力は、本記事の上の解説と公式カード情報で確認できます。

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