キング・オリオンはブロックされない?旧枠DM-01の攻撃順とランサー比較

平成コレクション

キング・オリオン / DM-01

壁は越える。
最後の一撃は、誰が?

7マナのリヴァイアサンが進む先。
盾の枚数と、後続の攻撃まで数える。

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相手の場にブロッカーが何体いても、その横を通ってシールドへ向かう。キング・オリオンは、壁の列を真正面から壊すのではなく、そもそも止まらずに進む大型です。第1弾の水文明らしい、力比べを少し外した勝ち方。9000の壁を見て、6000のこちらが引き返す必要はありません。

ただし、壁を通り抜けられるのはオリオン本人だけ。隣の小型まで一緒に通れるわけではありません。盾を0枚にした後に誰が最後の一撃を入れるのか、出したターンをどうしのぐのか。紙のDM-01を中心とした説明用の盤面で考えます。ランサーとの比較だけDM-02まで広げます。

7マナ6000。ブロックされないリヴァイアサン

キング・オリオン DM-01 S4/S10
画像・能力の出典:タカラトミー公式・キング・オリオン

DM-01版は水文明のスーパーレア、コスト7、パワー6000、種族はリヴァイアサンです。W・ブレイカーとブロックされない能力を持ちます。進化クリーチャーではなく、場に進化元がなくても通常召喚できます。

相手プレイヤーへ攻撃するとき、ブロッカーのパワーが6000より高くても、通常はブロックできません。たとえばグラン・ギューレの9000でも、この攻撃をブロックで止めることはできないのです。

一方、オリオンにブロッカーはありません。自分の場でアンタップしていても、相手のシールド攻撃へ割り込むことはできません。防御用の大型として置いたつもりで盾を守れない、という勘違いは避けたいところ。オリオンは攻撃を通す役で、守る役は別に必要です。

盾2枚、相手に壁1体。ハルカスでは最後を決められない?

自分の場には前のターンからいるオリオンとアクア・ハルカスが1体ずつ。相手のシールドは2枚で、アンタップしたグランが1体いるとします。他の効果がなく、トリガーも使われない場合を比べます。

攻撃順 1回目 2回目 その後
オリオン→ハルカス 盾2枚を割って0枚へ ハルカスをグランがブロックできる 直接攻撃を止められる
ハルカス→オリオン グランがブロックすればハルカスが墓地へ オリオンで盾を0枚へ 直接攻撃役が残らない

オリオンが壁を無視しても、グランそのものは場に残っています。後から攻撃するハルカスには、オリオンの能力は適用されません。盾を0枚にする担当と、最後の直接攻撃を通す担当を分けて考える必要があります。

下段で相手がハルカスをブロックしなかった場合も、ハルカスが盾を1枚割り、オリオンが残り1枚を割る形です。2体とも攻撃を終えた後に直接攻撃する仲間がいないので、この2体だけでは、そのターンの勝利には届きません。

反対に、相手のブロッカーがいなければ、オリオンから盾を2枚割り、ハルカスで直接攻撃を狙えます。並びが同じでも、相手の壁が残っているかで結果が変わるのです。オリオンが強いのは確かですが、後続の通行まで面倒を見てくれる王様ではありません。

2体目のオリオンがいるなら、話が変わる

自分の場に、どちらも攻撃できるオリオンが2体いて、相手の盾が2枚ならどうでしょう。1体目で2枚を割り、2体目で直接攻撃を狙えます。どちらもブロックされないため、通常のブロッカーだけではこの2回を止められません。

それでも、盾からホーリー・スパークが出れば2体目をタップされることがあります。スパイラル・ゲートで未攻撃のオリオンを戻される場合もあります。ブロックされないことと、あらゆる妨害を受けないことは別です。

相手の盾が3枚なら、オリオン2体で2枚と1枚を割っても、その後の直接攻撃役が足りません。W・ブレイカーは2回攻撃ではなく、1回の攻撃で割る枚数の能力です。豪快な2枚ブレイクの陰で、最後の1回を数え忘れないようにしましょう。

1体だけで盾5枚を割り切るには

オリオン1体だけが毎回攻撃し、相手の盾が途中で増えず、トリガーや除去なども起きないと仮定します。シールド5枚からなら、1回目で3枚、2回目で1枚、3回目で0枚。勝つためにはさらに4回目の直接攻撃が必要です。

通常は1ターンに1回しか攻撃できないため、1体だけに任せると何度も相手へターンを返します。7マナを払った大型が攻撃を通せても、すぐ勝ちになるわけではありません。小型で先に盾を減らす、別の攻撃役を用意する、といった準備で必要な時間が変わります。

この回数は説明用の計算で、実戦の勝率ではありません。相手はその間に引き、マナを置き、除去や反撃を選びます。オリオンを出すことをゴールにせず、出した後の何ターンをどう過ごすかまでデッキの中で考えたいところです。

7マナ払ったターンは、まだ攻められない

使える水を含む7マナと、オリオンを含む手札3枚があるとします。通常召喚すると手札は2枚、使えるマナは0枚。場にオリオンが1体増えますが、そのターンは召喚酔いで攻撃できません。登場時にカードを引く能力もないので、支払いの後に手札が補充されることはありません。

マナ加速なしなら、毎ターン1枚ずつ置いて7ターン目の召喚です。自然を組み合わせ、3ターン目に青銅の鎧で1枚増やして以後もチャージできれば、6ターン目に7マナへ届きます。水の支払いを残すことも必要です。

たとえば召喚ターンの手札がオリオン、アクア・ガード、別のカードの3枚で、マナが7枚なら、オリオンを出した後にガードを追加するマナはありません。8マナあり、水の支払いを2回行えるなら、オリオン7とガード1を同じターンに使えます。壁を添える1マナの余裕は、出した後の相手ターンに効いてきます。

ランサーとの違いは、進化元と攻撃開始の早さ

クリスタル・ランサー DM-02 24/55
クリスタル・ランサーの公式カード情報

DM-02のクリスタル・ランサーも、ブロックされないW・ブレイカーです。6マナ8000で、オリオンより1マナ軽く、パワーも高い。ただし、自分のリキッド・ピープルを進化元にする必要があります。

場が空で手札がランサーだけなら、6マナあってもそのまま召喚できません。オリオンは7マナあれば単独で出せます。除去で進化元を失った後など、1枚で場に戻ってこられる点は通常クリーチャーの違いです。

一方、アクア・ガードを1マナで出し、6マナでランサーへ進化するなら、合計7マナでそのターンに攻撃を狙えます。必要なのは手札2枚と水の支払い2回。オリオンの手札1枚・7マナ・召喚酔いと、用意するものが違います。

オリオンはリヴァイアサンなので、ランサーの通常の進化元にはなりません。水の大型という見た目の仲間分けと、進化で指定される種族は分けて読みます。

攻撃後の6000は、グランの反撃を受ける

オリオンはブロックされなくても、攻撃してタップした後には、通常の攻撃対象になります。相手に前からいたグランが残っていれば、次の相手ターンに9000で6000のオリオンを攻撃できます。ブロックで止められない壁が、反撃役に回る場面です。

ナチュラル・トラップやデーモン・ハンドによる除去も通常どおり受けます。壁の枚数より、相手に残す反撃手段や割る盾の中身が気になる。そんな盤面の見方に変えてくれる能力です。

S4/S10から、水の切り札を読み返す

DM-01版の番号はS4/S10。昔のカードを整理するなら、弾別一覧や昔のデュエマ辞典から、オリオンを支えた小型や呪文もたどってみてください。売却の相談は表裏の写真と枚数を添えて買取相談フォームへ。壁を越える一撃と、その後の最後の一歩。両方をそろえてこそ、水の王様の出番です。

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